私は、2024.12.20、柏崎刈羽原発へ、主に、ABWR(6 & 7号機)の見学・調査をしましたが、同機は、再循環ポンプが原子炉内蔵型であり(1960年代後半に、当時の西ドイツが開発した技術)、図面では、左右に、ひとつずつのように見えますが、実際には、円周上等間隔で、12台。
北陸電力の志賀原発2号機は、日本でも4基しかないABWRであり(柏崎刈羽6 & 7、浜岡5)、新規制基準適合安全審査の申請書提出は、2014年(CY)であり、中部電力の浜岡4とほぼ同時期であり、安全審査は、すでに9年目入り、もめているのは、原子炉建屋直下に、破砕帯が存在するため。
東電の柏崎刈羽6 & 7(136万kW、ABWR、GE・日立・東芝製)は、4年前に、原子力規制委員会による新規制基準適合審査に合格していたものの、地元自治体の反対や東電不祥事(他人IDで制御室に入室やテロ対策設備不備など)により、再稼働できないままにあり、電力危機に陥っています。