「僕の世界一の友達は誰だろう。」と言うので立候補してみた。 「そしたら、僕がお母さんの一番の友達になるね。」と言ってくれた。 本当に素直で心優しい子。 いや、わたしの一番の友達だ。 この年になって友達ができるのは幸せだ。
「来週、僕は忙しいんだよ。」何が忙しいのか訊いたら「お片付けして、お母さんのお手伝いするからね。あと、幼稚園でしょ。それに…トミカとかプラレールとか、あっ、街も作らなきゃ。」どんどん、膨らむ来週の予定。 まずは今週も元気に過ごそうと鼓舞して見る。未来は明るいようだ。
クラスメイトの女の子に「〇〇ちゃん、かわいいね。」と話しかけている息子。ナンパしてるようだけど(笑)どうやら誉め上手らしい。 まわりの温かな支えで成長している息子。 感謝と優しさを忘れずすくすく育ってほしいものだ。
洗濯物を干すのを手伝ってくれた。 せっせとタオルを運んで、シワを伸ばし、物干しにかけて… 見たらわたしと同じように干していて驚いた。 「できたよ!」と嬉しそうに報告してきた。ありがとうと伝えたら「僕はお母さんの一番の友達だからね。」欲のない優しい子だ。
疲れてくると体が痛くて動けなくなる。 しかし、今日は自分からちゃんと歩くと宣言。 「今日は筋肉の調子がいいから歩けるよ!」 いったい、筋肉とどんな会話をしているのだろう。
感覚過敏気味で偏食が酷い。我が家特製お好み焼きは食べてくれる。今日は突然、お好み焼きの中に入れていた小エビを食べてみると口にした。小さな前進。 その後「美味しいおこもやきを作ってくれてありがとう。」とお好み焼きをパクパク食べる。 成長をゆっくり待つのもわたしの役目。
背中が痛く湿布を貼ってもらうことにした。 湿布の匂いを嫌がるかと思いきや「これいい匂いだね。」 そういえば1歳ぐらいの時も肩凝りがひどく湿布を貼って抱っこしていたことを思い出した。 その時も泣かなかったなぁ。いつか湿布の匂いで母を思い出しておくれ。
散歩中、無線で指令を出す遊びが始まった。 息子「お母さんに隊員、間もなく信号です!」 わたし「了解。車のチェックを頼みます!」 息子は横断歩道の前で何度も左右を確認。 息子「なんとなく、チェック完了です!」 ずっこけてしまった。
トミかを先日、1台買ったので暫くは我慢の日々。 しかし、あの手この手で買ってもらおうとする。 「明日、幼稚園にいくから頑張ってるねってことでトミカのプレゼントがいいなぁ。」 うっかり約束しそうになる。 泣いて駄々をこねたりと攻防は暫く続くだろう。こちらも我慢。頑張れ息子君。
絵馬を書いてみたいと言うので願い事は何かと訊いたら 「明日も晴れますように。」 無欲なのか、余り多くを望まない子。きっと明るい明日があると信じているんだろう。そういえば入園祝いのプレゼントを訊いたときも「友達」と即答。 大人より大切なことをしっかり分かっているのかもしれない。
あけましておめでとうございます。を意識した初めてのお正月。感想を訊いたら「いいね!」 「よいお年を」と眠りにつき 「おめでとうございます。今年もお願いします。」と元気一杯に起きて「今日も幼稚園、お休みなの!?」と驚き、初詣と盛りだくさんの元旦でした。 今年もよろしくお願いします。
急に「僕は大人になったら僕に戻るの?」奥深い質問だった。 春には年中さんになるんだねと話していたら、年長さん、小学生、中学生…いろいろと肩書きがあるけれど大人になったらどうなるのか気になったようだ。 自分でいたいという気持ち。 何者かになる気持ち。これが自我なのかもしれない。
買い物の行き先で喧嘩をしてしまった。「お母さんなんて嫌いだ!」わたしも負けじと嫌いで結構!と怒ってしまった。少し冷静になり、息子の行きたい場所に行くことにした。それに気づくと小さい声で「お母さんを好きになってきたよ。」無事、仲直り。こうゆう素直さを見習っていきたい。
テレビでアナ雪を見てから、アナ雪ごっこをたまにする。バスタオルでドレスを作り、髪の毛を結んでみる。 「でも、幼稚園にはしていかないよ。」と言うので理由をきいたら「恥ずかしいよ!」 男の子だから秘密にしたいらしい。
今日は約束していた神社に行くのを延期してのんびり。チコちゃんが好きなので録画していたのを見ていたらお正月特集だった。「えっ、お正月はもう終わったよ!」 訊いてみると昨日、終わったらしい。鏡開きで終了したのは偶然か…「正月の次はきーがつだよ。」今年も独創性全開らしくなにより。
時々、小学生になりたがる。 「僕、早く小学4年生になりたい。ずっと4年生がいい。」と言い出した。 1年生から6年生まで順番だと伝えると驚いていた。学年は横並びだと勘違い。「お母さんとソドー島にいってトーマスに乗りたい。」らしい。小学校では勉強があることをまだ知らない少年。
本日もご機嫌で『パプリカ』を歌う。途中で歌詞がわからなくなりYouTube。 なにやら真剣に見入っている。 「そっか、この人たちはパプリカが好きなんだね。楽しそうだね。」なにやら納得している様子。 なぜ、歌うのかという難しい問題を解決したんだね。
洗濯物をベランダで干していたらちょこちょことやって来て 「見て!光の雨の中を歩いているよ!」 日差しが差し込んできた穏やかな時間だった。 時々、詩人になって世界を語る。
探し物をしていたのにいつの間にか辞めて遊んでいた。 見つかったのかときいたら 「まだ夢の中じゃないかな。きっと夢をみていたいんだよ。」深追いはしない主義らしい。 数時間後、探し物は夢の国からひょっこり戻ってきたのでした。 井上陽水の歌声が聴こえてきそうな昼下がり。
プリキュアメンバーの誰かと仲良くなりたいらしい。 誰がいいかと訊いたら 「かわいい子がいいな。」 なんとまぁ。 好きな女の子ができたら話してくれるかな。
「お母さんは16点!」 突如、採点をされた。何の点数だ? 「僕は10センチね。」?? 足のつま先から膝までをどう測ったのか、とにかく測ったそうだ。その結果、わたしの方が長かったらしい。 どうやら悪い点数ではないらしい。一安心。
1人でやった身支度を誉めたら 「僕は世界一の人気者だからね。」自己肯定感が高いどころかふっ切ってる感じではないか!そうやって自信をつけて自立して、人生を謳歌してもらいたい。そうだね。君は世界一だよと伝えたら「僕はお母さんが大好きだよ。」体調不良の時の一番の薬を貰ったようだ。
本日の寝言。 ムクッとおきて 「17番!…まだ眠りたい…」 といいながら転がっていった。 毎度のことながら どんな夢なのか気になる。
どんなに注意をしてもずっとベッタリだから子供が風邪を引くとわたしも引く。そしてわたしの方が悪化する。心配そうに「お母さん、大丈夫?誰が僕のお世話するの?早くよくなってね。」こんなときだけ速やかに状況理解ができる。こちらが思うより世渡り上手かもしれない。
消火器を見つけた息子、そこに一緒にいた人に「これは火を消すものだよ。」「消火器、知ってるんだね。」と誉められると「消防車が出動しなくていい便利なものなんだ。」 いつも独自の見解を持っている彼。 話し合いの結果、消火器についてあらためて理解できたようです。
お遊戯会が終わりいつもの幼稚園へ。 「もう、ずっと遊んでいいんだよね?」 お友だちと遊ぶ場所=幼稚園。 練習も本番も頑張ったね。 冬休みまでたくさん遊んで満喫してください。
「足ががもげる!」と訴えて自分で遠くにあるものを取りに行きたがらない。じゃんけんで勝った方が行くことにした。息子、連敗。しかしじゃんけんに夢中になり何度も勝負を挑みようやく勝つとすたすたと取りにいった。素直な子供とずぼらな大人の休日。
早朝、「早く起きようよ。」とお腹の上に乗ってきた。そしてそのまま寝落ち。 すやすやと気持ち良さそうに眠る。 起こされたわたしは眠れない… 目覚まし時計のいらない朝。
「ねぇ、僕、カッコいい?」と訊くので何でかっこよくなりたいかと質問したらスポーツ選手になりたいらしい。サッカー、野球、バスケットボール。 なるほど、格好から入るタイプか。 とってもかっこいいよと伝えると上機嫌で 「今から公園にサッカーやりに行こう!」とやる気満々。
「ごっつとって」と言われて困惑する。ごっつとは?話しをよくきいたら「5つ」のことだった。数字は「ご」だから「ごっつ」自分で仮説をたてて使ってみる。言語習得の過程を目の当たりにできてとても楽しい。 風邪で引きこもるのも悪くない。
突然、じっと顔を見つめて 「I miss you 」と抱きついてきた。まだおしゃべりできない時にdon't touch だけは言っていた。教えてないのに。天才なのかYouTubeのせいなのか…今日も親バカ道を突き進む。
歌いながらご機嫌で本に落書きをしている。 どうやら『パプリカ』らしいが ちょっと違う。 ♪はーれた空から雨が降る 絵本の青空に雨粒を躍りなが描いていた。この子は天才だと思ってしまう親心。
クリスマスプレゼントは何がいいかと尋ねて以来 「今日はクリスマス?」 まだまだ先だと伝えると 「プレゼント、変わったこと伝えた?」 ずっと欲しかったものより欲しいものが出てきてプレゼントを変更したので、ちゃんと届くか心配な様子。 朝の確認事項らしい。
電車のアナウンスを真似るのが地味に好きらしい。 微妙に違う気がする。 「間もなく〇〇駅。〇〇駅。お降りのかたは降りてください。」 これを少し早口で雑に言う姿が面白い。
先日まで「僕、赤ちゃん」と甘えていたのだけれど 最近、恐竜の小さいフィギュアをよく可愛がる。 「僕の赤ちゃん、デュープルちゃん」とどこでも連れていき、お世話をしている。 こうやって成長していくんだね。としんみり。
散歩中、いきなり「お母さんは僕の友達!」と抱きついてきた。そして「お母さんがどこかに行ってるときは僕がお母さんになるね。」脈絡はまるでないのだけれどきっと、1人で毎日、頑張ってるんだろうなと思う。甘やかしだとダメだと言われても甘えてくるうちは応えてあげようと決めた日。
インフルエンザ予防接種の待合室でおもむろにおもちゃを1つ持って知らない人のもとへ。 「これ、赤ちゃんが遊ぶやつだから。」ぶっきらぼうにおもちゃを渡し立ち去った。 母にはその姿が高倉健に見えたのだよ。優しく大きく育ってください。
幼稚園入園当初に作ったお約束カード。手書きのピクトグラム的な絵カード。最近、使ってなかったけれど、眺めながら 「僕、こんなにお約束守れるんだ。すごいね。」 そうだね。ほんとに頑張ってるね。小さな積み重ねが自信になっていく。「良くできました」シールを誇らしげに貼ってる姿が眩しい。
電車アナウンスだと噛まずにスラスラ言える。 だけどやっぱり微妙に違う。 「間もなく2番線に電車が到着です。黄色い線の内側におさまりください。」
耳が変だと耳鼻科へ。 母の心配はよそに1人で鼓膜の検査へ。 泣きもせず終了。 「僕、頑張ったよ。」と自信たっぷり。 どんな検査をしたか訊いたら 「ミニーちゃんとにらめっこした。」 やっぱり先生に確認しよう。 異常なしで一安心。早く良くなりますように。
典型的な核家族なので遊び相手要員が少ない我が家。時に消防隊員、時に観客、時に海賊など様々なミッションが突然始まる。 「お母さん隊員!明日は一斉放水訓練です!」隊長の訓練はいつも突然です。 どこでどんな訓練をするか説明にも抜かりないチビッコ隊長なのでした。
「人間と子供は違うんだよ。知ってる?」 どう違うのか訊いてみたら 「それは秘密!」 息子さん、頼むから教えておくれ。 気になってしょうがない。
気温差が激しいこの頃、眠いらしい。 「僕、さっき、眠ってるとき、ずっと眠たかったの。だから眠たいの。」 なかなか難しいことを言うものだ。 眠いのに頑張って遊ぶ全力少年。
今日、彼は小さな荷物が届くのを待っていた。 お風呂にも入らずに、眠いのをこらえて。けれど荷物は届かなかった。「小さいのだから家がわからなくて迷子になったのかな。明日は来てくれるかな。」泣きたいのを堪えてわたしにしがみつきながら自分で納得できる言葉を呟いた。 きっと明日は届くよ。
退園するクラスメイトにお別れの言葉があるかと聞いたらしばらく考えて「いっぱい遊んだね。ありがとう。バイバイ。」 別れというのが寂しいと思い、目をうるうるさせながらの言葉。初めてのお別れ。彼の心にはどう残るんだろう。そっと見守ろう。
はじめてのお遊戯会。先週のリハーサル日で本人はやりきった感が満載でまたやるの的な感じだったけれど、たくさんの人の前で緊張してたけど、大きな声で歌って、しっかり踊って、良くできました。「頑張ったよ。」誇らしげな笑顔。行事の度に成長するミラクルボーイ。
一緒に寝ているのだけれど 早朝、お腹がすいたとかなんとか寝言を言いながらもぞもぞしている。 起きたのかと思いきや 「お母さん、なに食べてるの?美味しそう。僕も食べる!」 とわたしの頬を噛る。 そしてそのまま、また眠る。 何を食べたんだ?
昨夜、突如始まったリサイタル。太鼓をうちならし即興で3曲。タイトルを訊くと「頑張れ高校生」「日本の小山たち」「日本の幼稚園生と高校生」 高校生の存在をどこまで知っているのか分からないが、まさに何かが降りてきたような演奏と歌。 やはり我が子は天才だと思ってしまう。