今までで1番いいレストランだった。 緑のワンピースに身を包む彼女は、あの日も綺麗だった。 “完璧なシチュエーション”だったと思う。 でも…また他の誰かに先を越された。 誰かのサプライズの次にプロポーズされて嬉しいはずがない、そう思ったら何も言い出せなかった。 さすがに…。