飼い犬に諭される

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短編小説/犬飼い②

大地くんの皮膚が悪化して、今朝はゆっくり公園を散歩。 大地くんと同じ速度。 朝日の暖かさ。 土の感触。 新芽を見つけたり。 見慣れた公園なのに、違った公園に思えた。 「もっとゆっくり」 大地くんは、そう言ってくれてたのかな。 飼い犬に諭されるとは。 私もまだまだだ。

1年前