雪が降ると、小中と部活で一緒だった女性と、高3の終わり頃に大雪の中、駅から歩いて帰ったことを思い出す。「バスに乗ろうか」と言ったけれど、「これがゆっくり話せる最後かも」と互いに気づいて歩いた。今のところ、あのときが最後となっている。