兵庫県の百条委員会を本当に視聴したのかと思える低レベルな記事が散見される。参考人両名の公益通報者保護法の解説を聞いて、証人尋問の様子を見て書いてるのかな。 3月下旬の違法捜査と知事会見が事の本質で、適正手続の精神(デュープロセス)を知らないことが一目瞭然。権力者の無知は死を招く。
斎藤知事は手続法の理解が不足してるのでは。 元副知事が元局長に聴取した際の音声データを、週刊文春が公表した。この高圧的かつ誘導的な聴取記録を根拠に、嘘八百・居酒屋話・噂話で「公益通報」に該当しないと判断したのなら、法的センスが無い。 手続は適正に行わないと、結果が正しくても違法。
犯罪者でも人権は認められる。 そのため、現行犯でない限り、逮捕には裁判所の令状が必要。逮捕時の制圧も必要かつ相当限度。取調べでの自白強要は許されない。裁判で有罪とするには適法に収集した証拠が必要。弁護士も付けられる。 これが「人」ではなく「熊」なら、問答無用でその場で射殺される。