許すのは、他ならぬ自分自身のため。私の自尊心を踏みにじった人々も、彼らのことをどうしても許せない自分自身のことも、そっと抱きしめたい。おかしなことだらけの世の中、傷つかないほうがどうかしてる。そんな腐敗の進んだ社会さえ、私は許したい。まだ、生きることを諦めたくない。だから、許す。