世の中には、稼働率と設備利用率の違いの分からない人がおり、稼働率は、実際稼働実績/予定稼働実績、設備利用率は、修理日数も含め、実際稼働実績/(予定稼働日数+修理日数)×定格出力、中国の全原発平均設備利用率は、過去10年間、90 %前後を推移、米国にやや劣るが、驚異的な実績。
(続き)設備利用率を上げるには、点検日数を少なくし、運転日数を多くすることですが、部品や機器の信頼性からすれば、相反することであり、バランスを考えねばならず、米国は、軽水炉を生み出した国であるため、そのバランスにかかわるノウハウの蓄積があり、世界トップの実績を上げています。
(続き)太陽光発電は、昼間の晴れた日のみの発電ですから、設備利用率は、低く、現実的には、15%くらいで、風力発電は、24時間ですが、風が吹かなければ発電できず、現実的には、設備利用率は、25%くらいです。太陽光発電は、直流ですから、交流に変換後、変圧し、送電線に接続します。