昨日は、7月刊行予定の『菊之助の冒険』(岩波書店)の巻末に収める「あとがきにかえて」を書く。いつも、あとがきを書くのは、苦痛なので、今回は、菊之助さんとの対談のかたちを取ることにしました。昨年、11月唯一対面で行った取材のときの対話を編集いたしました。

単行本の入稿原稿が完成し、編集者に送りました。最終段階で、かなり整理を行って13万7千文字強。400字詰め原稿用紙で、350枚弱です。なんだか晴れ晴れしい気持ちです。天気もうららかですしね。初校ゲラが出るまで、少しゆっくりします。

『菊之助の冒険』。細部の詰めに入っています。3時間の打ち合わせで、ようやく三分の二が終わりました。まだまだ、根気よく直しをいれてから、入稿します。初稿ゲラはともかく、再校ゲラでは直しがなように、今、踏ん張っています。

一年がかりの仕事も終盤。今日も二時間半掛けて問題点を洗い直す。追加取材した部分も、原稿に二案まとめたが、一部は収録しないことに決めた。単行本を出すたびに、こうして日の目をみない原稿がでてくる。なんだか不憫に思えてくる。