不思議な駅のベンチ…ハットを被った老紳士手元には小説「何読んでるんですか?」「〇〇だよ」私には聞き覚えのないタイトル「楽しいですか?」「ああ、でも空いた時間を埋めるために読んでいただけだ」しばらく話した後「そろそろ電車に乗る事にする"君の創る世界はとても素晴らしかったよ"」
その言葉には聞き覚えがあった。「まって!!先生!!電車に乗らないで!!」老紳士は微笑みこう答えた「懐かしい響きだ…また、いつかどこかで、その時また君の創った世界の話を聞かせてください楽しみにしていますよ」そういってホームから姿を消した。