「総統の子ら」読了。 皆川博子さんの作品、初めて読みました。 そして読後、暗澹たる気持ちになるとは想像していませんでした。 終章を読み終えたとき「この世には神も仏もない」と実感。 皆川さんが綴る人性の機微、現実感と迫真感を感じることができて好きです。