終活日誌

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終活日記18-終活周辺の人々のことを書いています。-中年以降になると、物忘れがひどくなる。わたしなどは、「忙しすぎて忘れちゃうのよ」と要領よくかわすが、高齢者としては大変なことである。「あれ、あれ、あれだって」と言おうものなら、「認知症が始まった。老人ホームにいれてあげましょう」

3か月前

風前の灯-1  時々体調が非常に悪い。異常天候のせいかもしれないが、高齢者の多くは明日の生死に漠然とした不安がありそうだ。特に私は17,8年前、指定難病を含め.三つの病気を抱えているからね明日をも知れない。「就活」エッセイも「ちゃらんぽらん」になるがやめ、このタイトルでいきたい。

3か月前

終活日誌14ー無しのつぶて  私より少し年上、リッチな暮らしをしていた人、マスコミに引っ張りだこだった友達たちが、次の居場所の老人ホーム入りの知らせをくれます。「ここは極楽、趣味も生かせる、ピアノや華道も。コックのごはんもおいしい」と。所がその後は無しのつぶて。楽し過ぎるのか?

4か月前

終活日誌19--妄想 妄想物語。老人が高齢者がちょっと普通の話題とは違ったことを言うと、すぐ妄想だの幻想だの認知疾病が始まっただのという世間が多いが、それは違うと思う。それが聞こえるのではなかろうか、と私自身は思っている。馬鹿にしないで、高齢者や老人の言うことも身を傾けてほしい。

3か月前

終活7-最後に恋 おじいさんは若き日は、まじめな働き者だった。妻は先に死んでしまったので、退屈まぎらしに社交ダンスを習いに行ったら、モテた。女性九割。毎日出かけた。色んな女性と付き合った。子供たちは楽しげな父をみて「良き終活だ」と歓迎した。亡くなってみたら預金はすっからかん。 

4か月前

終活エッセイ15ーなんのなんのの減らず口 こんな言葉、高齢者じゃなければ知らない。世間知らずのうちにおばあさんになった私は知らなかった。ゲームセンターが高齢者の集まり、特に生活に余裕があり、品と頭の良さそうなおじいさん、おばあさんの遊び場だって。頭はあるが?ボンビーな私はダメか!

4か月前

終活日記5-くそくらえ終活2ー80才過ぎまで.独身だった叔母は親戚に祝儀不祝儀があればお金を送っていた。「義理と人情がすたれば、この世は闇だ」と考えていたのかな。ご近所の皆さんに世話なりながら生きていたようです。亡くなってみたら預金は、ほぼゼロ。若き頃の古着の始末にも困った。

4か月前

終活日誌10ーてやんでい終活 20年前、従兄は蒸発した。関西にある家も仕事も家族も名前も棄て、いくばくかの預金を持ち、出て行った。家族は、「横浜の寿町で見かけたとの噂を聞き探したがいなかった。寿町には、家や身分を棄てた高齢者が多勢いる。彼らには「終活」は「てやんでい終活」なのか。

4か月前

終活日誌3-有るものは。車も自転車、動産と呼ばれるものを持ってない。もちろん、三輪車も乳母車も。高齢化時代のご時世だ。車椅子はある。あっ、だけどレンタルだ。残せない。故中尾彬氏のように寄付出来るネクタイも無い。 ただし現金はある。だが私のお札には羽根が付いててすぐ飛んで行く。

4か月前

終活日誌4-くそくらえ終活 父が亡くなったら、遠方に住むね80才の叔母だという人から、かわいい甥に、と香典が送られてきた。看病疲れか母は父の死後35日目に亡くなったがまた、香典を頂いた。49日の納骨にも父母に。間もなく彼女は亡くなった。「終活など、くそくらえ作戦」とは?

4か月前

終活日誌8-戦争 知り合った元気なおばあさんに聞いた。「あなたはおいくつですか?」おばあさんは答えた。「昭和二年生まれ、97才」私はびっくりした。「じゃあ、戦争の記憶もありますか?」「戦争のままみたいな一生だった」赤ちゃんの時から爆撃を受けて、終戦には20才を超えてたんですね。

4か月前

ちやらんぽらん人生10-ゲームセンターと高齢者1 私は非常識な人間だから、ゲームセンターというところを知らなかった。息子について行ってみて驚いた。大きなゲーム機を囲んでいたのは、高齢者ばかり。パチンコ台のようなゲーム機では、昔、はやった「必殺仕掛人」の藤田まことが笑ってた。

4か月前

終活日誌13-パニック老人 長さ5メートルの小さな歩道でおじいさんは、転んでしまった。仰向けになったまま起き上がれない。中年紳士が手を添えて起こしてれたが,礼も言わず立ち去った。紳士はハンカチで手を拭き、去った。おじいさんは転んだ拍子に小水を漏らし、パニックに陥っていたのだ。

4か月前

終活日誌11-てやんでい終活2 家を出てホームレスになった高齢者は、終活の大テーマ、「棄てる。寄付する。身軽になる」原則をやや若いころから実行したようなもんだから。彼らに言われそうだ。「てやんでい終活、そんなもんは、とうの昔にやったさ。皆さん、まだ、未練がおありかな?」

4か月前

終活日誌9-戦争2 これも「くそくらえ終活」 おばあさんに聞いてみた。「終活の準備なさっていますおばあさん「終戦後は日銀は金を出さず、刀一本1600円の時代に一か月働いて1000円だったよ。お金の価値観がめちゃくちゃになった」お金をためても増やしても戦争がくれば、パーか。」   

4か月前

終活日誌6-くそくらえ終活3 父の叔母はご飯やおかずを運んでくれる、花見には車に乗せてってくれる近所の人に大変感謝していたようです。「私が死んだら金を残しとくよ」世話になった人に金品を残すのも終活なのに、実際は定期預金どころか普通預金も座高すくな。あるのは方々に出した書留の受取。

4か月前

終活日誌2-無い無い尽くし 「就活の準備」と言われて困った。有形無形の持っているものの整理整頓って何を整理するの? 土地や建物なんて持ってない。マンションのこの部屋を「整理」すると言って勝手に売ったら、大家さん怒る。田舎の墓地の二坪は私名義だけど、売ったら先祖が迷い出て、怒る。

4か月前