天正8年(1580)10月24日は本願寺顕如が織田信長へ紀州みかん5籠を贈った日。この年は10年続いた信長との石山合戦が朝廷の仲介で終結し、顕如は石山本願寺から紀伊へ退去していた。すでに紀州みかんは贈り物なんですね。10年に渡り信長を苦しめたこととみかんにギャップを感じます。
天正8年(1580)10月24日は本願寺顕如が織田信長へ紀州みかん5籠を贈った日。元亀元年から10年に渡って本願寺勢力と信長との間で石山合戦が続いていた。この年の閏3月5日に朝廷の仲介で和睦が成立。8月2日に本願寺第11世宗主の顕如が石山本願寺から紀州鷺森御坊へ退去していた。