息子二人は帰っていった 寂しさはあるが 風景の中に自分を置き 寂しさと空虚さが重なり 天を仰ぐ 冬かれて 休みしときに 深山木は 花咲く春の 待たれけるかな そうだ 一ノ矢神社 大吉だった 「騒がず時を待て」 天の声を忘れるところだった