誰も彼(か)も使いし言葉「変な話」たいてい普通の話が続く
いつの間にこんな近くにいたのだろう駅行く我を秋風が追う
目の前のパソコンを見てビックリした様を詠む。 データには「ああああああ」の文字並ぶ 眠くなりにし物的証拠
仕事中下校時流れし「月の光」。帰りたくなる「お先に失礼」
仕事中下校時流し「月の光」ラジオが我をあの日に戻す
歌詠みは言葉のピースつかんでは正解選ぶジグソーパズル
あれこれと詠みたきことがまとならぬ推敲するは楽しき苦悩
友達と駆け巡る吾を心配し祖母は小さな崖すらのぼる