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研究ノート 福島第一原発事故の原因は、単純に考えれば、想定外の自然現象(モーメントマグニチュード9.0の地震と津波)、現代技術の基本的手法である考え方、歴史を遡れるだけ遡り、発生事象の保守的評価に基づき、安全評価することの破綻、もっと、深く考えれば、残余のリスクに対する備えで、誰もが気づきなら雨曝しにした海岸近くの海水ポンプ、原子炉建屋とタービン建屋の地階への重要機器の集中化、致命的ミスは、自然現象を安全側に管理できると錯覚した人間の思い上がり

(続き)日本の原子力開発の歴史的経緯をたどった福島事故の事故原因の本質的要因は、誰もたどりつけておらず、国会事故調も政府事故調も、似て非なるものであり、後知恵(結果論)での議論に終始しており、本質は見えてこず、本質は、ふたつあり、ひとつは現代技術の手法、もうひとつは地震学の未熟。