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俳句。「寒の蟹なれど真っ赤な面構え」

俳句。「寒中に負けじとバナナ実りたり」

俳句。「春浅し寒くないかと声かける」

俳句。「火を灯し未来を照らす聖夜かな」

俳句。「猫じゃらし色に拘る睦月かな」

俳句。「厳寒の真白き世界道何処」

俳句。「絵本から飛び出たやうな銀世界」

俳句。「寒中も水面下なら無問題」

俳句。「冬深し南国の花元気なり」

俳句。「風冴ゆる日の花弁の濃くなりて」

俳句。「芳春や芳しき時訪れり」

俳句。「雪道や走れど距離感掴めない」

俳句。「伸びる椰子されど遠きは初御空」

俳句。「流氷の知らせの届き友想ふ」

俳句。「春日和猫微笑みてポーズとる」

俳句。「落葉も南国の色春日和」

俳句。「菜の花に元気貰ってサイクリング

俳句。「晩冬の出口が向こうに見えている」

俳句。「琉球の冬空汗の滲み出る」

俳句。「早春の海に揺らめくあおさかな」

俳句。「如月の菫の妖精群れをなす」

俳句。「春の海孤独なる船主待つ」

俳句。「立春と思えば寒さ変わるかな」

俳句。「春暁や南の宿の暖かさ」

俳句。「氷点下ものともせずに子ら元気」

俳句。「雪掻きをすれど一夜でまた積もる」

俳句。「陽春のシーサー吠えて暑苦し」

俳句。「冬青空沖縄桜の埋め尽くす」

俳句。「白銀の大カンバスに夢描く」

俳句。「如月の桜花ぞ主人公と知る」

俳句。「凍れる夜サッポロファクトリー花畑」

俳句。「一月の下旬なれども桜咲く」

俳句。「白き雲無き空に吐く息白し」

俳句。「初詣陽は燦々と祝うごと」

俳句。「冬散歩楽しき訳は花の色」

俳句。「慣れた道車でスキー初滑り」

俳句。「雪月夜キャンドルライトも照らしをり」

俳句。「凍てる道バランス絶妙ポストマン」

俳句。「夜の飛ぶ暗さも好みの弥生かな」

俳句。「雪景色白黒付ける街模様」

俳句。「初詣カミさんと行く神の家」

俳句。「窓側に座る褒美の銀世界」

俳句。「春日和小森林がへばり付く」

俳句。「花も苔も春の陽射しを待ちかねて」

俳句。「冬の陽を吸収するか紅き花」

俳句。「冬の庭熱気を放つ二人連れ」

俳句。「斜里岳を望めば春はまだ遠き」

俳句。「凍てる道スケートリンクのスリル道」

俳句。「空っ風吹こうが怯まぬ紅い花」

俳句。「妻想いハンドル軽き霜夜往く」