2023年1月に岸田首相は「異次元の少子化対策」をぶち挙げた。2年目に突入するに当たって、成果の兆しすら見えてこない。23年の出生数は約73万人、24年は約68万人で過去最少である。子育て世帯への支援策も重要だが、結婚したくても収入面での不安は若い世代を躊躇させ、抜本対策は必要。