マイナカードの保険証との紐づけミスの件。酷いとは思ったが、同姓同名の人の区別を如何に厳密に行うかは、生年月日等でも難しいかもしれないと思った。しかし、最近の行政は外注が多く、ミスがあっても行政が確認するにはひと手間要る。先ず本人確認の為にはwチェックの仕方等一工夫入れねば。
形式的な外交スタンスで見えてくるのは、国の外交は実利とパワーの二極化である事は指摘しておかなくてはならない。押されたら押し返す、引いたら押されるのが国家間外交で、議論の軸において実利とパワーは確かな説得力の裏付けとなる。パワーが裏付け等反社みたいなものだが、事実軍事力も必要だ。
自分が社会科学に惚れ込んだのは、伊藤正己先生の書かれた文章に出会ったからだ。一文一文が明瞭で、兎に角読みやすい。ストレートな文意から何度も味わって読みたくなるくらいの内容の濃密さ。高校の頃は物理にハマっていたが、それ以降の学部では卓越した文章に出会う事が楽しみになった。
それにしても共和党は不誠実な対応だと思う。債務上限額が更新するのは、時代が進むにつれ当然であると感じるのが普通だ。歳出削減を美徳とするのは、日本で言う財務省の考え方だ。プライマリーバランスを尊ぶのは当然だが、必要な手当ては打たねば、国民の生活に寄与してるとは言えない。
米議会の債務上限額問題。ギリギリまで引っ張って大統領の管理能力の欠陥を世に問おうとしている共和党の判断は彼らの覇権奪取への自らの障壁になるかもしれない。BSの範疇で考える財政支出の在り方は日本でも、高橋洋一さんなどが唱えている。米民主党の耐えどころ、なのかもしれない。