◆私たちは何を見ているのか、何をしているのか、を知るためには引照基準たる範型・範例が必要であり、それとの偏差分析(どこが違うか、どれくらい違うか)が必要である。この作業を直の事象でアドホックに行うのではなく、範型・範例の整理編成・吟味省察を別個に事前にしておくという人文知の役割。