今年最後の山の散歩はカレント二人です、さくらは氷点下の山はパスと言って玄関でお見送りです。 この一年山では不思議な山の海を見つけたり、木々の葉っぱが落ちる音がお喋りをしているように賑やかだったり、土の中を流れる川の音を聞いたりした。 言葉がない世界は発見がいっぱいありました。
山の海の底は水が引いていた カレンと一緒に探索を始める、結構な広い範囲で水に浸かる様子 深さは2メートルほどになるように周囲が盛り上がっていた 数々ある倒木も海の底で長くいたのか流木のような表情をしている そうとう昔から水が満ちたり引いたりしていたのだろう 山は不思議がいっぱい
次の次の日、山の海は突然消えました カレンと山に登りだして数年経つのにまだ知らない姿をみせる 背中がゾッとすることもあるけれど悪くはない ストーンサークルの大石は海の水を調整する地球の栓だったのか 知らなかった、あんなにたくさんの水を何処へ送ってしまったのだろう 不思議なバランス
山の海の底にさくらとカレンで行きました 1週間前は海のように水に浸かっていましたがやっと水が引きました あの大量の水はどこへ行ったのでしょう? 真ん中の大きな石は蓋の役割をしているのでしょうか? もしかして別の次元にでも通じているのでしょうか ここはなんとも気持ちのいい場所です
カレンと行く山の頂上付近に突然海が現れました、この夏のことです 山の上なのに対岸まで30メートルはあろうかという結構な海です 水は少し濁って底が見えません、そんなに深くはないはずですが 入ればどこまでも引き摺り込まれるような軽い恐怖がやってきます カレンも私も声を顰め木の声を聞く