池上彰さんのニュース解説本。金融政策のニュースソースは明らかにしないのは、議論として不成立ではないかい。失われた20年というが、実際はその間の日銀の無為無策が議論を長引かせた実体は今や白日の下に晒されていることは多言を要しない。実際金融政策と財政政策の二刀流が有効だったのだ。
日本がどうなるのか岸田政権の運営を見て、不安が脳裏をよぎる。中国と向き合って主張すべきことを主張し、対等な関係を”演出する”のは外交の見せるところだ。アメリカの対中姿勢を上手く読み、中国から領土、主権を護る。それはある意味では国の取るべき王道の方法である処は再確認したい。