あまりにも静かな夜は 世界の全てが 眠ったのかと思ってしまう。 もし本当にそうなったら 私は何をしようか。 みんなが眠っている。 起きているのは私一人。 さてどうしようか。 考えた末に 私はこの静かな夜を 一人楽しむことにした。 みんなが起きるまで あともう少し こうしていよう。
悲憤慷慨! 与謝野鉄幹かわたしや それも少し退いてきた 詩つてさ、あのさ 口腔内の渇きに乗じた 多飲症状に似てゐるつてさ.. だつたら私の病ひは 定め - たぶん前世は、なんて 前世なんか無いよ 〈鉄幹が若き人らに嘆きしは「上手くやる手」のセコさぢやなかつた? くにを〉©都築郷士