僕の赤褐色の心臓がむき出しになる。身体中の血管が青白く浮き上がる。僕は首筋の血管をナイフで切り取る、赤黒い血液がどくどくと溢れ出る。僕は朦朧としながらも両手で液体を救い、口の中へと流し込む。内臓が真っ赤に染まる、僕の心臓で生まれた血液で身体を染めて命を喰らうと呟く詩集が完成した。