情動(怒り、恐れ、悲しみ、喜びなどの強い感情)について。過去に経験した情動的な体験は、その後の人の思考様式や生活習慣に大きな影響を与える。自分の思考や習慣のクセを変えたい場合、過去にどんな情動的な体験があったのかをさかのぼると、ヒントが見つかることが多い。
仙気道の世界:丹田のトレーニングが進むと面白いことが起きてくる。部屋を薄暗くしたまま目を閉じ、瞑想をしてみると良い。丹田を養生する瞑想を続けていくと、ハラ側のほうが上部の照明よりも明るいと感じるようになる。こうした実感は、丹田のトレーニングのひとつのバロメーターとなる。
仙気道の世界:タオ(道)を学ぶ人々は、銀河の果てにある無極の氣を取り込むことを考えていた。この無極のエネルギーこそが永遠性のエネルギーであり、究極の愛であり光であると考えた。このエネルギーを細胞に取り込んでいくと、徐々に不老不死の状態に近づくと考えていたという。
一人ひとりの波動が高まる(=成長、成功、独立独歩、調和の度合いが高まる)ことで世界は本当に変わるのだと思う。第一歩は難しいことではなく、精気心を高めること。セルフトーク(独り言)の質を変えるだけでも波動は上がる。
私は形而上学や仙気道の学びをベースに10年以上、従来の私よりも独立独歩の度合いが高い人生の航海をしてきた。この経験は、間違いなく自分の人生の資産と言えるだろう。客観的な物理資産やスキルの度合いとは関係なく獲得した、私自身の最高の資産だと認識している
気功の訓練を積んでいくと、身体で意識を向けた先が明るく感じられたり、脈動感が感じられたりといった確かな感覚が得られるようになる。特に座して瞑目する静功ではなお感じやすい。意識を向けた場所に応じて明るさが動的に変わるのを実感できると、「意識は光」の片鱗が見えてくる。
人は本当は内側に答えを持っている。だが反射的に外側に答えを求める人は多いはずだ(私もそうであった。まだその傾向はある)。「自分の内側を見る」という発想さえできないほどに調教されているのが現代人。恐怖や暴力で調教しているのがこの世界。あらゆる手段で痛みを癒やすことが欠かせない
脳機能科学者・苫米地英人氏による著書『「気功」洗脳術』の冒頭には、著者が米国で医療気功の研究をしていた体験が記されている。患者に気を送ることでがん細胞が便と共に排出された例が紹介されている。訓練で気への感度が高まると「情報空間が物理空間に作用する」のは十分あり得ると思うようになる
氣を扱う「気功」。慣れてくると、レジリエンス力を高めてくれる。予期せぬトラブルに対する初動対応のスピード、状況の俯瞰力、代替方法の調査、以上の作業に必要な集中力や瞬発力、一通り対応した後の休息効率、いずれも若い時よりスキルフル。気功を学び訓練してきたおかげだと思っている
肉体側=ロウワーセルフ側の問題は、ハイヤーセルフ側(魂やスピリット側)の自分とはまた別に真剣に取り組む必要がある。スピリチュアルな学びが進んで魂やスピリット側へのフォーカスが高まれば高まるほど、逆にロウワーセルフ側の問題が際立ってきて、これが人生の思わぬ、また大きな障壁となる