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「さあ、好きな部屋を選んで」僕は彼女を促した。彼女は5千円のパネルをタッチすると鍵が落ちてきた。 部屋のソファに座ると、何か言いかけた彼女の唇を唇で塞いだ。 長い、長いキスだった。 「結城さんとこんな関係になるなんてなぁ。びっくりだわ」真由は僕のネクタイに手をやると呟いた。 終

10か月前

「そりゃあ、これを買ったくらいだからねぇ」コンビニの袋をぶらぶらさせながら僕は言った。 「ひと箱全部使う気は無いけどさ」 彼女は上目遣いに僕を見やると、「アタシも今は彼氏いないからいいんですけど、」 僕は彼女の左手を握るとホテルの入り口まで引っ張って行った。  次が最終回です。

10か月前

かなり悩みましたが、2回目のデートは恵比寿の隠れ家風焼き鳥屋にしました。焼き鳥屋と言っても、赤提灯に団扇でパタパタ、なんて店ではなくて、シャレた焼き鳥懐石の店です。まずは泡で乾杯🍻その次からは下心を隠しつつ(笑)赤ワインをふたりで1本空けました。さあこの後はどうする?どうする?

11か月前

コンビニで、めでたくサガミ0.02㎜を購入(0.01㎜は置いて無かった)した僕は彼女の元に戻った。「お待たせ、真由」「結城さん何買ったんですか?」と堀田真由が言った。「いやあ、ちょっとしたゴム製商品だよ」彼女はクスリと笑うと、「結城さん、アタシを抱きたいですか?」と言ったのだ。

10か月前