『中国で家を買う』(2017) 中国に家を買った監督の、ただ内装工事をレポートするだけというドキュメント。…なのだが、国が違うだけでこんなにも全ての勝手が違うのかと驚く。そこに映るのは生活する人々の暮らしと文化。まずは分かり合えない所を知る所から始めないと。床の水平って大事ぃ~!
『この世界の片隅に』(2016) のんびり屋で絵を描くことが好きなすずさんの、ほろ苦くも楽しい戦時下での日常を描く物語。『伝えるため』に必要な要素を極限まで突き詰めた奇跡のような作品。憎しみや苦しみは喜びに変えられるという希望がそこにあり、だからこそ創る意味があると思うんだよね。
『るろうに剣心 京都大火編』(2014) 明治政府転覆を計る元倒幕軍の刺客・志々雄真実を討てとの命が、幕末に同じく『人斬り抜刀斎』として名を馳せた剣心の元に下る。同じ刺客として暗躍し共に政府に裏切られた二人。壮絶な死闘を乗り越えついに志々雄の元に迫るが…。新時代劇アクション!
『多重人格ストリッパー フランキー&アリス』(2010) ー1970年代のアメリカ。黒人ストリッパーをしていたフランキーは、奇行を重ね病院送りに。当初ドラッグのせいかと思われていたが、『差別主義の白人の少女』の人格がいることが分かり、医師と共に回復に向けて治療をするというお話。
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2014) 美食ブロガーに悪態をついてしまったのがネットにばら撒かれ、腕利き料理人の主人公はクビに。失意の中、息子と始めたキューバサンドウィッチのフードトラックはツイッターで話題を呼び大人気に。情熱の光を取り戻す。ネットって諸刃の剣w。
『花とアリス殺人事件』(2015) 転校してきた有栖川徹子は、教室に広まっている殺人事件の噂を聞き、その真相を確かめるため、隣に住んでいる引きこもりの同級生ハナに協力を仰ぐ。殺されたユダを追う道中、二人の距離はちょっとづつ近づき、世界は色彩を帯びていく。瑞々しい青春ストーリー。
『LEGOムービー』(2014) レゴブロックの街に住んでいる普通過ぎる主人公は、不思議な女性(ワイルドガール)に出会い『選ばれし者』として世界を救う役割を背負わされてしまう。世界を牛耳ろうとするおしごと大王の野望を阻止すべく奮闘するが、やがて世界の本当の姿を知ってしまい・・・。
『スパイ・レジェンド』(2014) 腕利きCIAエージェントだった主人公は、かつての上司と同僚のため再び任務につく。が失敗。同僚の女性を目の前で死なせてしまう。真相を追ううちにキーマンの女性を巡り、CIA、ロシア、そして主人公と三つ巴の戦いが勃発。どうなる、ノヴェンバーマーン!?
『記憶探偵と鍵のかかった少女』(2013) 他人の記憶に潜入出来る能力を持った『記憶探偵』。主人公は依頼されたある聡明な少女の記憶に潜り込むが、そこで学生時代のクラスメイトが毒殺されるというショッキングな出来事を目の当たりにしてしまう。少女は「真犯人がいる」と言うのだが・・・。
『ガンバの冒険』(1975~) ドブネズミのガンバとボーボは海を見るために都会へ出てきたが、そこで出会った瀕死の忠太に『島を支配している白イタチ・ノロイ」の討伐を頼まれる。なんの見返りも命の保障すらないその願いを叶えるため、ガンバは仲間と共に旅に出る。みんなー、尻尾を立てろーっ!
『タイピスト!』(2012) 1958年、田舎町から秘書の職を求めて出てきたローズは、保険屋のルイに、タイプライターの早打ちに目をつけられて一緒に世界大会を目指そうと誘われる。昼はドジばかりする秘書、そして夜は彼との猛特訓を重ねる日々。やがて二人の関係も徐々に近づいていき・・・。
『6才のボクが、大人になるまで。』(2014) 僕はお姉ちゃんとお母さんと三人で暮らしている。父さんは母さんとは別れてしまったけど、時々会いに来てくれる。母さんはもう一回、一緒に暮らすつもりは無いみたい。色んなことがあったけど、ボクは大人になるよ。たくさんの記憶を心にとどめて。
『ソロモンの偽証 後篇・裁判』(2015) 中学生の不審死とその容疑者を問う、生徒だけで行う裁判が始まった。すでに警察が結論を出した上での裁判。そこにどんな意味があるのか。生徒たちはなぜせざるを得なかったのか。思春期の奥に見え隠れする『罪と罰』に大人たちはただただ翻弄される。
『超高速!参勤交代』(2014) えぇ~!?せっかく江戸への勤めを終えてようやく故郷へ帰ってきたのに、また江戸へ参勤交代をしなければならないだって~?しかも5日のうちに?たどり着けなければお家取り潰し~!? 先の参勤交代ですっかり金も使い果たしてしまった。どうすればいいの~っ!?
『イグジスツ 遭遇』(2014) やばいっ!友達誘って山奥にあるおじさんの家へ遊ぼうと思っていたら、車で何か轢いちゃった! えっ、あれってもしかしてビッグフット!?マジで!? しかもアイツすげー怒ってるよ!すげー追いかけてくるし!ぎゃー襲ってきたー! カメラの方に来るな~~w!!
『リトル・フォレスト 夏・秋』(2014) 東北にあるスーパーへ行くにも一日がかりの小さな村で、いち子は都会から帰ってきて一人で生活している。お米を作りジャムを作り、アケビを探しに山へ分け入る暮らし。 手作りの料理は失踪した母との思い出。小さな世界は静かで優しく、今日も美味しい。
『柘榴坂の仇討』(2014) 主人公は守護すべき大老、井伊直弼を桜田御門の前で暗殺されてしまう。責任を感じ切腹を申し出るも犯人の首を取って来いとの命令を受ける。13年後。時代は明治に移り代わり、生き残った最後の一人にようやく主人公が対峙出来た相手は、一介の車夫となっていた・・・。
『スティールワールド』(2014) 人類は、宇宙から来たロボット達にあっという間に支配された。許可なく外出する人間は問答無用で殺される世界で、埋めつけられたセンサーを停止させられる方法を見つけた少年たちは、機械の目をかいくぐり外の世界へ繰り出す。そう、失踪した父親を探すために。
『アメリカン・スナイパー』(2014) 父から教え込まれた『羊たちを守る番犬』となるために、彼は国を守るネイビー・シールズとなった。 血にまみれた彼は、戦場でいつしか『レジェンド』と呼ばれ、敵からは『悪魔』と怖れられた。 カウボーイは止まらない。そこに大地が続く限り。永遠に。
『神さまの言うとおり』(2014) 授業の最中、突然現れたダルマとそこで行われる『ダルマさんが転んだ』ゲームによって次々と殺されるクラスの生徒たち。主人公は、幼馴染みのいちかと共に数々の理不尽で子供じみたゲームを強いられながら、生の実感を強くする。果たして彼らの正体とは・・・!?
『ソロモンの偽証 前篇・事件』(2015) 同級生の柏木くんがクリスマスの日に学校で転落死をした。密かにくすぶり続ける黒い噂。 やがてそれは、『突き落とす所を見た』という告発状が、マスコミや学校などに送られてきたことによって一気に燃え上がる。それぞれに突きつけられた偽善とは!?
『メガ・スパイダー』(2013) 政府の研究施設から極秘生物が逃げ出した!病院の施設に潜り込んでしまい、その駆除に名乗り出たのは街の害虫駆除業者。害虫は成長して、あっという間にでっかくなってメガ・スパイダーへと変貌し次々と人を襲い出す!どうなる人類、そして恋の行方は!?(←えっ)
『フューリー』(2014) 彼は戦いたくはなかった。新兵で未経験者だったからだ。 彼は人を殺したくなかった。敬虔なクリスチャンだったからだ。 仲間が死んで自分の非力さを学んだ。そして信念の脆さも。 彼は英雄になった。疲れきった目で仲間の死体を見送りながら。だが、その歩みは重い。
『LUCY/ルーシー』(2014) お前聞いたことある?『人間は脳の数%しか使ってない』って話。あれ本当だったらマジヤバいよなー。もし100%とか使えるようになったらどうなっちゃうの?超能力とか使えちゃうわけ? え、このヤクで出来る?お前マジ人を騙すのやめろよなー。・・・ホント?
『彼とわたしの漂流日記』(2009) 自殺するために飛び込み、主人公がたどり着いたのが川の中州だった。川の向こうには賑やかな街がある中で始まるサバイバル生活。それを偶然見つけたのは、引きこもり中の女性だった。現実の孤島にいる男と心の孤島にいる女、ふたりの奇妙な時間が動き出す。
『ハミングバード』(2013) 戦場でのトラウマを引きずりながらホームレスをしている主人公は、そこで一人の少女と出会う。 金持ちの空き家に住み着いて裏の仕事をこなしていくが、少女がさらわれていたことを知り知り合いだった修道女と共に動き出す。お金持ちの人、帰ってきたらきっと涙目~!
『リトル・フォレスト 冬・春』(2015) 夏が過ぎ秋が過ぎ、小森の集落にまた寒い冬がやってくる。ぐるぐる回る暮らしの中で、いち子は自分に覚悟が出来ていない事を自覚する。失踪した母からの手紙を読み、豊かな自然に囲まれながら、静かに芽吹くのを待つ。まるで春の訪れを待つかのように。
『ザ・レイド GOKUDO』(2014) ギャングを潰す為にスパイとして潜り込む決意をした主人公。刑務所で知り合ったボスの息子を足がかりにして見事組織に入り込む事には成功したが、ボスに認めてもらえない息子はあろうことか敵方のギャングと密通し、事態はさらに混沌へと向かう。
『神は死んだのか』(2014) 『神はいない』という宣言書を出せと強要する無神論者の教授に、信仰を持っていた生徒が対立。授業の中でその証明を賭けて議論する事となる。双方が科学者たちの言葉を『証明の根拠』として討論する一方、神父はトラブル続きで外出出来ない日々が続いていて・・・。
『共喰い』(2013) 果てしなく続く血の呪い。父から譲り受けた忌まわしいDNA。 父はセックスをするときに暴力を隠さない。それを隠そうともしない。誰もが父をクズだと言う。 僕もそう思うけども何も言えない。その血は僕に注ぎ込まれているのだから。 川はいつまでも淀み続けている。
『寄生獣』(2014) パラサイトに襲われたシンイチは、不測の事態により右手だけを乗っ取られた状態で日常を送る。町中に乗っ取られた人間が闊歩する事実に気付き愕然とするが、やがてその中の一人が女教師として学校へやってきて・・・。知能を持ち価値観がまるで違う生物との戦いを描いた物語。
『ベイマックス』(2014) ふわっふわしてるの、ベイマックスが!本当は介護用ロボットだから人を治療するのが目的なんだけど、ヒロが改造しちゃったおかげで戦闘用ロボットに!おまけに兄の友人たちもヒーローに変身して、悪をやっつけるんだ!時折みせるベイマックスの優しさにほっこり~。
『マレフィセント』(2014) 魔女から見た白雪姫のおはなし。マレフィセントは人間に裏切られて翼をもぎ取られてしまう。その復習の為に、王と皇女の間に生まれた子供に『16歳になった時、死の眠りにつく』魔法をかけるが、その子供の成長を見守るうちに思いのほか可愛くなってしまい・・・w。
『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014) 悪のロボットエイリアン、ディスティコンとの戦いに勝利したはずのオートボットたちであったが、人類との同盟関係は反故にされ狩られる立場となってしまった。その裏には政府とディスティコンとの密約が。どうなる人類!?ついに恐竜も登場だー!!
『西遊記〜はじまりのはじまり〜』(2013) まだ妖怪が至る所に存在していた頃。駆け出しの妖怪ハンターをやっているゲンジョウは、レストランに巣食う妖怪を退治しようとするも失敗。女妖怪ハンターのダンに強引に口説かれながら、五指山の麓に封印されているサルに協力を仰ぐため旅に出る。
『エコール』(2004) 壁に囲まれた女子寮に、今日も少女が棺に乗せて運ばれてくる。眠りから覚めた少女たちはバレエを教わりながら暮らしていく。外の世界へ行くにはバレエを踊るしか手段はないのだ。オトコがいない世界で少女だちは今日も踊り続ける。密やかに。静かで深い、この森の奥で。
『インターステラー』(2014) 環境の変化によって滅亡していく人類を救うために、クーパーは移住可能な惑星を探すために宇宙へと飛び立つ。伸び縮みする時間に翻弄されながらも、過酷な旅の末に彼が手に入れた物は、意外にも元より持っていたものだった。そう、それは愛だった。
『スウィング・オブ・ザ・デッド』(2012) 野球好きの二人がゾンビ世界でサバイバルする。酒を飲んだり、音楽を聴いたり、リンゴでキャッチボールしたりしながら。生きていくことは出来るけどミッキーには何かが足りない。そして手に入れた無線機から流れる女の声。物語はスウィングしていく。
『FRANK フランク』(2014) 才能の無さを痛感しながら作曲作業にいそしむ青年ジョンが、偶然にもライブバンドのメンバーに。リーダーは巨大なお面を被る(片時だって脱いだりしない)奇妙でカリスマ的な存在。彼に、そして世間に受け入れられたいと願う人たちの、妙に切ないストーリー。