凄まじい学習量でええ高校受かった人は、大学入試の奥深さを垣間見たのかもしれない。入試の難しさはどう考えても幅広く細かな知識を問うところにある。私立はこれでもか、というくらいの事を訊いてくるから、まずもって過去問分析は必須。それはこの時期に言う事ではないが。
法的三段論法を先ず押さえろという人が多いが、一番重要なのは、事実のあてはめ、事実に対する法的評価に限る。司法試験を受ける人だけじゃない、学部生も要件・効果・趣旨を押さえたら、まず先生にしがみついて、事実のあてはめを判例を通して反復してやる。民事系のゼミではあてはめは第一。
医学部が最強だから、どこの大学も医学部教授が学長になる。財源を創れる科がどうやったって偉い。だから文系の教授は中々トップにならない。僕らは無限の可能性の否定を学内人事で見せつけられているのだ。マネタイズ出来る学科が一番強い、と。
良い学校出てれば何とかなるの既成概念が崩れてる昨今、良い学校の基準が分かれてきてるのではないかと思っている。偏差値が高いは一昔前の高評価で、就職率の高低が新基準ではないか。それだと学校そのものは就職へのジャンプ台であることになるが、果たして高等教育の利便性はそれだけか?