毎回電車でモノを考える事は多い。人間は考える葦であるというとご大層だが、悲劇的にモノを考える事に関しては人は長けている。というか、ポジティブにモノを考えるのは実にカロリーを遣う。何にも考えたくないときは、自分はサワヤンチャンネルを観る事にしている。エガちゃんねるも観る。
ポールクルーグマンのテキスト読んで、ふと思うのだが、経済学は自然科学よりの社会科学と考える、そりゃあそうだ。だが、実際理論と現象がマッチする事がない。カオティックな現象には仮象に当てはまるとされる理論が帯に短したすきに長しである事が多い。リサーチの仕方の違いかもしれないが。
原発の再稼働を巡って、凄まじい応酬が繰り広げられているのは、事実原発反対派の電力維持確保のノープランぶりから始まると言われている。原発の保有する電力があれば、今回のような電力需給ひっ迫にはならなかったろうと。しかし、そのリスクは当然背負ったうえでの議論である事も忘れる勿れ。