朝夕に涼しい風が吹くようになったのがさみしい。さみしいさみしい。特別な暑さだったのに。おなかの冷えやすいわたしが、毎日氷菓やハロハロを食べれる夏だったのに。あったかいお茶も飲めずに炭酸水ばかりで。ブラウスも羽織れず、毎日汗だくTシャツだったのに。お祭りのような猛暑が少しずつ翳る。