ステーションブラックアウト対策

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福島第一原発の事故は、1970年代に運転開始した第一世代の古いBWRであったために発生したわけではなく、たとえ、最新鋭のBWRでも同様な結果になり、問題の本質は、新しいか古いかではなく、浸水対策やステーションブラックアウト対策が施されていたか否かであり、世界の軽水炉の運転年数に対する事故・故障率や設備利用率を吟味してみると、経年変化依存性は、見出せず、的確な技術管理がなされていたか否かで、すべてが決まります

(続き)福島事故は、ステーションブラックアウト対策が施されていなかったためですが、対策の必要性がないことを主張し、対策に反対したのは、各電力会社であり、電力会社が、規制側を支配していたためです。なお、私の「逆ピラミッド論」は、福島事故前、科学技術社会論学会論文誌に掲載。