「わかってあげたい」と考えるのをやめよう。 目の前にいる、その誰かの苦しみを。 わたしにわかることなら、 わかりたいと願うまえに、とうに理解できている。 それなら、せめて居場所になろう。 頭からもぐりこめる、ふかふかの毛布になろう。 大の字に寝転べる、陽のあたる野原になろう。