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わたしはわたしの顔が好き 実年齢を無視した童顔になれて嬉しい そのくせこの世が大嫌いで はやくこの世から去りたい どうやら眠るとこの世の外に出るらしく 寝起きがいちばん顔が綺麗 ほんの電車内での仮眠でさえ 顔つきが若返る え?ようするにこの世にいると老け込むからイヤなのか笑笑笑

生きているだけでお金がかかる無間地獄 お金と縁を切りたいから死にたい 生きているだけで疲弊してゆく無意味さ 永遠の疲労回復のため 永遠に死んでいたい 歳をとるとか、もぅいいんだよ! 今が最晩年でありますように 純粋な知性を全力で駆使して この世への無関心を進行させ 死を召喚する

女性の姿になったのは 人生を終わらせるため 性別よりも深刻に この世界から出てゆきたいと ずっとあたしは願っていたから 自認どおりの性別になって 自分で感激するくらい綺麗になって 可愛い声で歌えるようになって 心底から愛している人がいて これらはすべて この世界から去る準備

(ネタバレ注意) 松村先生の短編小説『世界の卵』は、主人公の繭子が卵レストランの奥にある卵でできたホテルに宿泊したきり、この世界には戻ってこなくなる話で、わたしにはロマンティックに聞こえる。 繭子が両性具有者であることと手術して女性になったことが唐突に明かされ、なんか励まされた。

4年前