蛇の異称、くちなわ。口縄・朽縄とも書く。蛇は古語で「へみ」だが、忌詞(いみことば)として間接的な表現の「くちなわ」となった。朽ちた縄に似ている所が語源とされる。なお、西日本では蛇の事を普通語として、くちなわと呼ぶ。因みに大蛇の事は「おろち」と呼ぶ。隠語として「うわばみ」とも言う。