夜景：きれいな夜景はその中に居ては見えません。外から見て初めて全体像が見える。武田は学生の頃、当時付き合っていた弘美と池袋の高層ホテルに宿泊して、新宿の副都心のきれいな夜景をずっと眺めていた。弘美が入っていた女子寮が池袋から二駅のところだったが、夜景が見たいからという理由だった。

ローブ：風呂上りや着替えの途中で着るものとして、ホテルの部屋に置いてある。質感、生地、色合い等でホテルのレベルが分かる。柔らかく、着心地が良く、お土産に購入していく人もいる。もちろん、勝手に持って帰るのはご法度。喜美香は基本的にはナイティで過ごすがローブも好きだった。

ナイティ：正式に交際しているわけではないが、武田とオン・オフで親密な時間を楽しむ喜美香はプライベート空間では基本的にナイティで過ごすことが多かった。バスローブほど緩くはなく、パジャマよりもセクシーだが、ランジェリーほどきっちりしていないところが良かった。