Mag-p. マグ・フォスの痛み
こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
ホメオパシーキットレメディーの解説シリーズ、
36基本キットの25本目のレメディーは
Mag-p. マグ・フォスです。
レメディー名:Magnesia Phosphorica マグネシア・フォスフォリカ
由来:リン酸マグネシウム
分類:鉱物系
キーワード:痛み全般、けいれん、ひきつり、強い圧迫で好転、右側
Mag-p. は、マグネシウムとリンの混合物で
神経や筋肉に親和性の高いレメディーです。
カルシウムは筋肉の収縮させ、
マグネシウムは筋肉を弛緩させる働きをします。
これらが上手く身体に取り入れられないと、
筋肉は固まってしまいます。
Mag-p. といえば、痛み全般。
筋肉痛、頭痛、月経痛、腹痛、神経痛などで
とくに右側の症状に適合します。
筋肉のひきつり、けいれんにも使います。
ピクピクする動き、しゃっくり、チック、
酷使した手足がひきつって痛むなど、
けいれん様の症状にも使えます。
また、ガスでお腹がパンパンになり
身体を二つ折りにしてこらえるときに合います。
Mag-p. さんの痛みは、身体を折り曲げたり、
強く圧迫することで楽になります。
温めることでも好転します。
Mag-p. さんは繊細で神経質ですが、
衝動的で激しい面もあります。
身体は冷たく、症状は寒冷で悪化します。
動物で、痛みで落ち着かずに吠えるようなとき
Mag-p. が落ち着かせてくれます。
ひどい月経痛と頭痛で困っていた友人は
お守りがわりに Mag-p. を持ち歩いているとのこと。
ケガ系が多いわが家では、
こむら返りや筋肉痛によく使っています。
たとえばこんなときに Mag-p.
・痛み全般:頭痛、筋肉痛、月経痛、腹痛、神経痛、歯痛、術後の痛み
・けいれんの痛み、収縮する痛み
・ひきつり、けいれん、こむら返り、肩こり
・ピクピクする動き、チック、しゃっくり
・書痙、楽器奏者の疼痛性の痙攣
・睡眠中に歯を食いしばる
・身体を折り曲げる、強い圧迫で好転する
・暖かさで好転、寒冷で悪化
ひどい腹痛には、Coloc. コロシンシス
というレメディーも使えます。
・Coloc. は、積もり積もった感情から
症状を引き起こします。
とくに怒りとともに痛みが現れます。
・Mag-p. も苛立っていますが、
Coloc. より繊細です。
ということで、痛みで困ったときには
Mag-p. を試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も動物さんといい氣分な一日を♪
こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安
(ようてい・くっちゃん)