Bry. の乾燥

こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
 
36基本キットの８番目のレメディ―は、
Bry. ブライオニアです。
 
レメディー名：Bry. ブライオニア・アルバ
由来：シロブリオニア（ウリ科）
分類：植物系
キーワード：乾燥、動くと悪化、圧迫で好転、仕事
 
Bry. の症状はとにかく「乾燥」が特徴。

乾いた咳、硬い便、カサカサの唇、ひび割れた皮膚、関節。
唇をペロペロなめたりするかもしれません。
喉が渇くので、大量の水を飲みたがります。
体表だけでなく内臓とそれを包む膜にも合います。
 
症状は、ゆっくりと確実に進みます。
動くと悪化、休息で好転するのが特徴です。
また、患部を圧迫したり、
痛む側を下にしたりすることを好みます。
暑さや熱さでも悪化します。
 
動物にはあまり関係ありませんが…
ヒトのBry. さんは貧困への強い恐怖があり、
仕事の話ばかりします。
物質的な価値観で、お金が大事な倹約家。
「家に帰りたい」衝動があります。
 

動くと膝や足首の関節が痛むのに、
無理に仕事をしていた70歳代の女性。
彼女に Bry. を出したところ、
痛みもお金のことも氣にならなくなったそうです。
 
たとえばこんなときに
・粘膜や皮膚の乾燥、粘膜の炎症
・乾いた咳、痛みのある咳
・便秘、乾いた塊の便、腹部の痛み
・関節の痛みや損傷
・熱が徐々に上がり数日続く
・石のように硬い乳腺炎　
・横たわりたい、動くと悪化
・患部を下にする、患部の圧迫で好転
・接触を嫌う、ひとりで居たがる
 
炎症性の熱となるとBell. と似ていますね。
Bell. は急激で高熱になりますが
Bry. の熱は痛みを伴ってゆっくり進み、
高熱には至らず数日間続きます。
 
皮膚や粘膜が「乾いて、痛い、炎症」のときには
Bry. も候補に入れてくださいね。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も動物さんといい氣分な一日を♪
 
こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし／
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安（ようてい・くっちゃん）