1学期を振り返って
みなさんこんにちは。
お久しぶりです。RN:箸くんの側にはいつもラーメンです。
教員になり3年目になりましたが、3年目の1学期も無事終わることができそうなので、ホッとしています。まだ、子どもたちに成績を渡せていませんので、そこまではきっちりと意識しながら業務に励みたいと思います。
さて、この1学期ですが、個人的にいろんな変化をつけて取り組んだ1学期間でした。今学期は昨年度と同じ3年生の担任として1年間を過ごすことになりました。
さらに、自分は昨年までの2年間は、2年生→3年生と持ち上がりで担任をしていたこともあり、初めて担当する児童が変わるとう自分の中では大きな転換期になりました。
今年が始まるときに意識したことがいくつかあったので、せっかくですからここに記しておこうと思っています。
1つ目は、昨年度と同じ授業を極力しないようにすることです。
働き方改革が進められる昨今教育界にもその声は上がってきています。 (一部進んでいないところがあるのも実情ですが)
昨年度同じ学年を受け持ったということは、簡単に言えば昨年度と同じ授業をすれば、1年間が終わるということです。勿論、昨年は新型コロナウイルスの関係から、学校が始まったのも6月からですし、一部取り扱えなかった単元があったことも事実ですが、多くの単元については、昨年の授業でカバーができます。
しかし、根本的に違うことがあります。
すごく単純なことですが、皆さんはお気づきでしょうか?
そうなんです。
昨年度とは、児童が違うということです。
これは、かなり大きなことであると思っています。
子どもが10人いれば、10通りの人がいて、同じ人なんか1人としているわけがありません。その子たちが35人もいれば尚更です。
去年、一昨年は学年が上がれど、同じ子どもたち相手に授業を行っていましたので、自分の授業スタイルはあまり変えてきませんでした。しかし、学年引継ぎの際に前年度の担任の先生たちからは、
「かなり学力に関しては低いです」
といった内容での引継ぎでした。
つまり、昨年度までの自分の授業では通用しない可能性が高いということです。
ここで、自分が考えたのは、3年目として今年がマイナーチェンジを行う年だということです。
自分の中での授業観を大幅に変え、学ぶ年だと思いました。
そこからというもの、Twitterの教員垢を再び作成し、参考になる先制を片っ端からフォローーーーーーー!!!!
そして、教育書を爆買い!!!はせずに、もともと家にあった読めていなかった本を中心に少しずつ読み進めました。
僕は校内で国語科主任を任されています。
がしかし、僕は国語科の授業が一番苦手なのです。。。。。。。
だからこそ、いろんな先生の実践例や板書などを参考にさせていただいています。
しかしながら、国語科に関して言えば、本当に先生方によって授業の考え方が違うことが勉強をしていくうちにわかりました。
だからこそ、深みがあるというか、学びがいがあるというか。
今年の3年次研修の公開授業は国語科「ちいちゃんのかげおくり」でやることにしました!(1本目)
ですので、一番苦手な国語科の一番苦手な物語文での公開授業になります。
今、国語科の授業を勉強するのがとても楽しいので、しっかりとこの夏休みに勉強をしてできる限りベストな授業を創っていけたらなと思っています。 (助言等もどしどし募集中です☆彡)
おいおい、、、、授業は「作る」だろ。「創る」になってるぞそこの若造!
と思われた方。
私はこの字にすごい意味があると思っています。
教師という仕事は、「創造者」だと思っています。 授業を考える際には、「クリエイティブ」にいかないと指導書に沿っただけの授業しかできないと思っています。
新しい試みを常に行い、児童の発言に沿った授業を展開していくことが一番児童にとっての学びがいがあり、価値があると思っています。(そのようにかんがえさせられました。)
だからこそ、教師は学び続ける必要があると思っています。
今後も学びます!
2点目は、知識・技能→思考・判断・表現の流れを意識することです。
昨今の教育界では、学習指導要領の改訂に伴い、現場での授業や評価基準などが見直されるようになっています。
むしろ、このタイミングで教師になった私は非常にラッキーで、今までの先生方がやってきたことから切り替えてできるチャンスがあるということだと思っています。
勿論、すべてが変わるわけではないにしても、今の日本が求めている能力が「思考・判断・表現」であることは明確であると思います。
だからこそ、「知識・技能」を100%詰め込むのではなく、80%の知識量から対峙した問題に対する「自分の見方・考え方」を育むことが大切だと思うのです。
人間は必ず忘れてしまう生き物ですから、完璧に覚えたと思っているものでも、忘れてしまいます。
だからこそ、ある程度の解き方を身につけ、知識にフックをかけておくことが大切だと思います。
人間だれしも忘れますが、一度きちんと身につけたものは、次に聞いたときにみんな同じ反応をします。
「あ~~!それね!」
この状態をしっかりと作っておけば、たとえ少し忘れてしまったとしても頭の片隅から引っ張り出すことができると思います。この状態を「知識にフックをかけておく」状態というそうです。
勿論、完璧に教え込み、知識を獲得してしまえば早い話ですが、小学校では6年間学ぶことがあり、すべて積み上げられていくものばかりです。1度覚えたとしても学年が上がったころには、忘れてしまったり、前の覚えたやり方から少し変わってしまうことで、わからなくなる児童も一定数見られます。
ですので、完璧を求めるのではなく、80%の知識量からいろんな問題へと考え方を発展させていくことが大切だと思います。
いうなれば、数学などで、公式を問題文から作る感覚ですよね。
あの間隔を小学生でも養っていくことが大切だと思います、
そ、こ、で、大切になるのが「国語」なんですよ!!!!!!!!
こりゃあ困った。
文章を読み、状況をイメージして考えを構築していく。
これは、国語的な力がとても必要です。
正直、自分が勤めている学校は、学力が本当に厳しい学校です。 生活環境が整っていない家庭が多い地区ですので、それ以前のところがあるからです。
だからこそ、学校の中でできる最大限の教育を児童にはしてあげたいと思っています。
話が結局まとまりませんでしたが、言いたいことはただ一つ!!
あーーーーーーーーーー夏休み!!!
クラスの子どもたちよ!バージョンアップしたはしくん先生を楽しみにしておけよ!!!
いい夏休みを過ごしてくれい!!!