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先延ばしコモンプレイス
こんばんは! とけるちゃんです。
今夜は昼の内に睡眠を取り戻し、元気ハツラツでございます。じゃあ何をするかってェと、note書きなワケです。他のSNSやってないと、時間ができていいもんですね。
最近はこまめに書いてるんだ。コモンプレイスってやつを! なんだか難しそうですが、つまり自分が気になった情報をメモしておく専用のノートってことです。
どんな形式でやろっかなぁという右往左往が一応の終わりを迎えたので、改めて残しておいてもいいかと、そういう次第です。
始めるって何だ?
コモンプレイスに限らず、何かを始めるってのは難しいものです。
何を始めたって自由だけど、慣性に従いたくなるのが人間。水のように低きに流れ、何をするにも面倒くさい。
それを乗り越えたとて、目の前には自由の壁が立ちはだかる。何でもいいから始めろ! 動け! そんな潮流ですが、そういうのには流されたくない人間。
こういう時は、ふぅと溜息をついてから。そうだ、極端に考えてみましょう。
まず、こんなコモンプレイスは嫌だ。これを考えてみる。私だったら運動ですかね。書き始める前に10キロ走る、こんなコモンプレイスは嫌でしょう。さぁ、ここからどんどん下って参りましょう。
健康の志の低い私としては、スクワット1回してから書き始める、まぁこのくらい下ってみれば運動とセットでも悪くない。
ハードルを下げてしまえば、運動コモンプレイスだって定義上は不可能じゃないんだから、勇気が湧いてくるね。
自分で何かを始める。その心持ちっていうのはあるだけで素晴らしい。行動するか、しないか。そのフェーズのコツは、ハードルを下げる事。だけど、なにかアナログにメモ致しましょうって時のハードルは高い。
メモっていうのは、チラシの裏に書きましょう、では意味が無いのだ。
メモの必要十分条件
アナログでメモを取るのに必要なのは、達筆でも、語彙力でもない。必要なのは検索性、これだけなのだ。
そりゃ、見栄えはいいですよ。字が綺麗な方がね。嬉しいもんですよ。ワァ自分ってばなんて綺麗な字が書けるんでしょうあぁ楽しいなぁ。
これを最初っから求めると挫折するのはここまで読んで下さっている皆々様方にはお判りでしょう。あなたは10キロ走ってからメモするんですかっていう話です。それを求めるならペン習字に目標を求めるが宜しい。
アナログでメモをとって、皆さんがまず困ること。どこに何を書いたっけ? それを解決するのが、見出しをとりあえず書くことです。
見出しを決めるのが苦手? よし、では書いた日付を入れてみよう。ハァ、日付や時刻なんてのは、スマホなら勝手に入れてくれるしスマホいいや?
スマホは、やってる感なくてテンションが上がらない。このノートを開いているような、もうすでにアナログが気になっているアナタは七面倒なと思いながら先ずはやってみる。そのほうがいい。
人間は精神的にも物理的にも成長するものだ。今だったら出来るかもよ? 今失敗したらまたいつか、気が向いたときに始めればいい。高々数百円、いっても数千円のノートに一体何時間時間を割いてやるつもりなんだ。
少年は書を捨て街に出るが、我々こじらせた大人は机に噛り付いてやろう。
私のコモンプレイス
とは言うものの、私のコモンプレイスの情報源はもっぱらshortだ。だって目に入るし。全然噛り付いちゃいない。ソファーでだらけている。おフトン大好き。
そんな時にノートを開いて……ってやるか! 絶対面倒くさい。ていうか忙しい日もあるし毎日書くことなんてないし。ウジウジ。
私のだらしねぇ及び汚ねぇコモンプレイスを見よ!
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これは、日付と見出しの最低限ページだ。これも多分、お医者サマが更新なさっている動画で出てきたワードだった気がする。全然書に立ち返ってないな。
この見出し語の条件はひとつだけ。検索したら概要が出てくるワードってことだ。現代はネットで調べたら概要までAIが表示してくれる時代だ。だから、その手前をしっかりキャッチアップする。
調べれば何でも出る端末で調べたいことをメモする。それが現代のコモンプレイスだ。
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私のコモンプレイスは、スマホ併用が前提なのでこういうページもある。見づらくて申し訳ない。これは、当該記事のQRコードを付してあるページだ。
これはphomemoで印刷した。感熱紙だから、経年変化には弱そう。だけど手軽なのが最高だ。それに、最低限の見出しはつけてあるから、QRが劣化したら(何年後だろうか……)検索したっていい。
それに、ネタ元が動画だと嬉しいのは、履歴が残ることだ。私の経験だと、三日分程度はただ動画の高評価を押しておくでも問題ない。
時間のあるタイミングで、日付はその日ということにして見出しを書きつける。動画の情報も素晴らしければ、QRコードも付しておく。
では、動画以外の情報は? 私はラインにメモしておいて、後で書くことにしている。現代日本はメモをとると四の五の言われるが、スマホをいじっているのは自然なこととしてもらえて便利だ。
ラインで便利なのは、タイムスタンプが自動でつくことだ。遡って、なんでラインだったんだっけと思いを巡らせると、記憶に定着しやすい気がする。あー、通話が楽しくてとりあえずメモだけしたな、とかね。
偏見、コモンプレイスは糸綴じがいい
ここまで割と一般的な話をしてきた。しかし以降はゴリゴリの私見だ。コモンプレイス、糸綴じが一番楽しいぞ!
ここで、ノートの形式をおさらいしておこう
ページ移動ができる
・ルーズリーフバインダー
・システム手帳
ページ移動ができない
・糸綴じ
・リング
ページが移動できると聞くと、便利そうに思える。しかし、これはよほど使いたいバインダーがある場合でないと勧められない。
だって、ページ移動できない方が本をつくってるっぽくて楽しい!
知識が集まっている形態の中で一番の憧れ、本みたい、辞書みたい! これは爆アドだ。絶対糸綴じがいい。リングは本っぽくないし。
いや、いや。もちろん一般的な理由もある。ページ移動が出来るということは、どういうことか。綺麗に分類したいという下心が生まれるということだ。
そうなったらおしまい。面倒で要らないこだわりすぎる。机の肥やしまっしぐら。デジタルにやらせとけそんなものは!
いや、もちろん分類が好きという方のことを否定したい訳ではない。でも、始めてみようかなという時に限っては違う。まずは自分が慣れるまで。悪いことは言わない。おとなしく時系列順に並べておくことだ。
そしてコモンプレイスでよく言われる、目次という存在。あれも、この手法のコモンプレイスに限っては要らない。だって目次に書く見出しがすべてのページとかもあるし。要らないよ二度手間だよ。
どこだっけ、なんだっけとペラペラ捲って探せるのがアナログのいいところだ。見出し語を書きこむ際にざっと以前の見出しを見返して、改めて気になったら空けてある下の空白部分に追記すればいい。そして、追記した日付も付しておくとより良いだろう。
そしてもう書くまでもないが、当然小さいノートがオススメだ。量を書かなきゃならん見栄えが悪いという強迫観念から解放されて、マジでメモなコモンプレイスをとりあえず始めてみよう!