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ヤマチクのデザインコンテストは、なぜこんなにガチなのか?

どうもご無沙汰しております。
熊本県南関町で59年間「竹の、箸だけ」作り続けている株式会社ヤマチクの3代目山﨑彰悟です。

お盆休みも終え、熊本も暑い夏が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
その猛暑に負けないくらいアツい戦いが、ヤマチクで行われようとしています
そう、「第3回ヤマチク社内デザインコンテスト」の開催が8月26日(金)に迫っているのです。


時はきた・・。今年もアツい戦いが始まる。


「ヤマチク社内デザインコンテスト」
社員達が自分達の考えた商品や企画を、自らプレゼンをする年に1度の社内イベントです。
これまでたくさんのヒット商品を生み出してきました。


その準備に向けて、社員達はいつも以上に真剣にお箸作りに向き合っています。
普段全く縁のないプレゼンも、頭を抱えながら準備をしています。
彼らがそこまでアツくなるのには、ワケがあります

☆第3回ヤマチク社内デザインコンテスト☆
開催日時:8月26日(金)10:30~13:00
最優秀賞:賞金15万円
商品採用:賞金1万円
キャリア不問
審査員は社外のトップクリエイターやバイヤー

開催要項より抜粋

そう。結構生々しい賞金がかかっています。
特に、最優秀賞の賞金は15万円
「ちょっとした手取り」ぐらいの金額がその場で支払われます。

しかもキャリア不問。新人からベテランまで、いいアイディアがあれば誰でも挑戦できます。昨年の最優秀賞が「新卒2年目」。みんなギラギラです。

審査員も超豪華です。今回も錚々たるメンバーが参戦してくれました。

「マネーの虎」感

審査員一覧
株式会社かつあき 佐藤 かつあき
HIKE  佐藤 充/佐藤 陽子
株式会社マクアケ 松岡 宏治/宮田 紗良

開催要項より抜粋

毎度お馴染み、九州が誇るクリエイティブの鬼「佐藤かつあき」さん。
ヤマチクのクリエイティブディレクターを長年やってもらってます。
審査員は「3年連続、3回目」の参戦。

廃病院を玉名のおしゃれスポットHIKEに大変身させた、佐藤ご夫妻。
カフェやショップでも、ヤマチクの商品も取り扱ってくれています。
審査員は初参戦です。

そして今回は泣く子も黙るクラファンの雄、「Makueake」が緊急参戦!
数多くの「プロジェクト」をキュレーションし、ヒット商品を世に送り出してきた、松岡さんと宮田さん。


きっかけは「コロナ」だった。


最初に「社内デザインコンテスト」をやろうと思ったのは2020年。
きっかけは新型コロナウイルスでした。
忘れもしない、初めての「緊急事態宣言」
都市部の大型商業施設が閉まり、観光地からも人が消えました。
その影響は当然ヤマチクにも。
OEM商品の注文が一時ストップ。売上が半分になりました。

製造も少しずつ暇に・・。
社員達の不安を払拭し、モチベーションを維持するにはどうすれば良いか。
ずっと考えていた時に、「社員旅行」の予算が目に入りました。

コロナ前、ヤマチクは毎年社員旅行に行っていました。
ただ、コロナ禍で旅行には行けない。
そこで、その財源を使ってモチベーションを上げようと考えました。
せっかくなら、頭と技術を使うイベントがいい。
そうして生まれたのが、この「ヤマチク社内デザインコンテスト」でした。

最初は優秀賞金は10万円でした。

社員達は「本当にできるのか?」と戸惑っていましたが、
蓋を開けてみるとエントリー数はなんと30件。
その中から、16件の商品やアイデアが採用されました。

最初は「お祭り感覚」にはじめた企画でしたが、ここで生まれた商品はコロナを乗り切る重要な稼ぎ頭に成長していきました。

特に第1回最優秀賞「きずな箸」は、未だに欠品必死の超人気商品です。

賞金はすぐ回収できちゃいました。
何よりも楽しいし、刺激的。
こうしてヤマチクデザインコンテストは、恒例行事へとなっていきます。


裏テーマ「デザインの民主化」


こうして始まったデザインコンテストですが、個人できには裏テーマがありました。それが「デザインの民主化」

2019年にリリースしたヤマチク初の自社ブランド「okaeri」
初年度から様々な国際的なデザイン賞を受賞しました。

もちろん、受賞は嬉しいしいいことなのですが、次第にデザインが「特別なもの」になっていくのを感じました。

「デザインはデザイナーさん達と一緒にやるもの。素人だけではできない。」

栄冠を手にする度に、そんな雰囲気が醸成されていきます。

これまでのヤマチクのデザインは、もっとカジュアルで楽しかったはず

「こんなお箸があったらいいのに」
「この色かわいいな」
「自分の子どもにはこんなお箸を使わせたい」

そこには作り手の遊び心と、愛と、ワクワクが溢れていました。

デザインの楽しさを、もう一度作り手に取り戻す。

これがヤマチクブランドの飛躍のカギだと、今でも思っています。

技術を持っているのは社員たち。
自分達のもつ技術の活かし方を自分達で考えなければ、「ブランドの確立」なんてできません。


決戦は8月26日!!


今年は、自社ブランド飛躍に向けた勝負の年。
3回目を迎えた「デザインコンテスト」への期待値も、俄然高まっています。
今年は11件がエントリー。

果たしてどんな商品が採用されるのか!?

そして、最優秀賞の栄冠は誰の手に!?

今年も「記録猛勝負」間違いなしの、アツい大会になりそうです。

決戦は、8月26日(金)10:30~13:00

LIVE配信も緊急決定!
歴史的一戦、見逃すな!


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