相場師一代 [是川銀蔵]

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投資をする上で、必ず耳にする偉人。

まさに投資に生きた人こそ是川銀蔵さん。

日本人として、一人の投資家として尊敬でき、誇らしくもある方の生き様が描かれています。

是非とも一度手に取って頂いて、投資方法について学びましょう!

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「相場師一代」

○ 太平洋戦争にいち早く気づき、トタンを買い占めた

→戦争後に、トタンの需要が倍増するため
(当時は家を無くした人は、トタンで簡易的に家を作っていたため)

○ 第二次世界大戦を予想

○ 20歳前半で従業員100人以上を抱える鉄鋼会社の社長に

○ 梅毒で生死の境目を体験

○ よく出来た妻に支えられて苦しく貧しい生活を共に過ごした

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○ 絶対の自信を持ち、株や会社に取り組んだ

→初めは投資金額がなく、欲しい株を買うために妻に工面してもらう

→それでも足りなく、証券会社の営業マンに無理を言ってお金を借りて株を購入した

○ カメ三則で株を買う
→ウサギのように途中で休憩しようなどと、欲に駆られると痛い目に合う

○ 水面下の株を買う
→底値でくすぶっている優良株を探しだす
→今後セメントが上がる、鉄鋼が上がるとファンダメンタルズ分析する

○ 「もう はまだなり、まだ はもうなり」

→相場の格言
→もう と思ったら、手仕舞うにはまだ早い
→まだ と思ったら、もう天井近い

○ 腹8分目で手仕舞う
→人は欲に駆られてしまう生き物
→お腹いっぱいではなく、八分目で手仕舞う勇気が大切
→株はすぐには売れない
→大量の株は、一気に売りに出してしまうと市場が混乱してしまい、大暴落に繋がる

○ 金儲けのことばかり考えていては、上手く生きていけない
→他人のことも考える
・男に二言はない
→口頭で譲渡した採掘場で大量の金が見つかっても、一度口にしたからそのまま譲渡した

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・株はやめられない
→人生最後の株として82歳で5千万株もの投資をする
・二度の過ちは犯さない
→欲に駆られることなく腹八分目で手仕舞う
(何百万単位で捌いても、市場が熱ければ影響はない)

「商利運に仕切る時、まず大概にいたし、勝に乗らず、唯無難に留まること工夫すべし。
必ず強欲を思わず、無難に手取りして、商仕舞に、休むこと第一なり」

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株式投資の原則

「自分だけの情報を集め、2合目、3合目で買い、じっと待つ」

1.銘柄は人が奨めるものでなく、自分で勉強して選ぶ
2.2年後の経済の変化を自分で予測して大局観をもつ
3.株価には妥当な水準がある。値上がり株の深追いは禁物
4.株価は最終的に業績で決まる。腕力相場は敬遠する
5.不測の事態などリスクはつきものと心得る


○是川銀蔵さんが取り上げられている著書

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