精神科医H

2009年から精神科医やってます。

精神科医H

2009年から精神科医やってます。

マガジン

最近の記事

精神科医は投資信託を買う

はじめに 私は2020年のコロナショックを契機に年間数百万円を稼げるようになりました。家族(妻、娘、母)には贈与税が非課税となる上限の110万円を贈与した上で、投資信託を購入し、順調に増やしています。友人・知人には投資信託から投資デビューすることを勧めています。その投資信託デビューを応援する資料から抜粋して、ここに記します。 72の法則クイズ:100万円を年利8%の複利で運用できた場合、9年後にいくらになるか?ヒント:72÷8(%)=9(年)<72の法則> 答え:約200

    • 精神科医がアルコール依存症について思うこと

       私は2021年4月から週1でアルコール依存症の外来をしています。  それと同時にお酒を飲むのをやめました。私自身はアルコール依存症ではないのですが、アルコールをやめ続けるのがどれだけ大変か味わおうと思ったからです。今のところ「断酒」が継続できています。  なぜ私は酒をやめることができたのか?理由として飲酒欲求がないからです。元々1人で酒を飲むことがなく、飲み会で飲んでいました(いわゆる機会飲酒)。コロナ禍で飲み会がなくなり、飲む機会がなくなりました。私には「渇望」がないので

      • 知能指数と知能検査の有効活用

         知能検査の有効活用について考えてみたい。  知能指数(IQ)を測る精神科の心理検査に知能検査がある。筆者は児童・思春期の症例を診療していないので、ここでは特にウェクスラー成人知能検査(WAIS「ウェイス」と読む)について触れる。説明が難しいので、いきなりサンプルを説明する。  写真は30代男性のWAIS-Ⅲである。WAIS-Ⅲは16歳から89歳に適用される。2018年にWAIS-Ⅳが出版されているので、少し古いサンプルである。  言語性IQは135、動作性IQは123、両

        • なぜ囲碁はダサいのか<好きです、囲碁>

          始めに断っておくが、筆者は囲碁好きである。多面打ちのプロの先生の指導碁では三子で教えてもらい、プロの先生が手を長考することもよくあるから、棋力を測ったことはないが多分アマ四段くらいと思う(画像はプロとの四子局)。しかしリアルで会う人にはほとんど趣味に囲碁があることを言っていない。なぜならダサいから、である。 囲碁ファンとして、どうすれば囲碁が魅力あるコンテンツになるか、日本棋院や関西棋院に声が届くことを願って記事を書くこととする。 囲碁のイメージの悪さがダサい  「囲碁」と

        マガジン

        • 精神科医の投資
          1本
        • アルコール依存症
          1本
        • 精神科
          2本
        • 精神科医と囲碁将棋
          1本
        • 精神科医の旅行
          2本
        • 精神科医の自己紹介
          2本

        記事

          精神科医の趣味遍歴

           いい精神科医になるには、いい人生経験、幅広い分野への興味が必要だと思う。  自分の趣味の遍歴についてまとめてみた。 小学校> 将棋  児童館で友達に将棋を教えてもらい、ハマった。羽生善治の活躍に興奮していた。将棋は1級くらいで、そこまで強くない。 中学校> 歴史小説(吉川英治、司馬遼太郎など)  小学校6年から吉川英治の三国志を始めとして、歴史小説を読み漁った。歴史は「こういうことをしたら、こういうことになった」という結果がわかっているから、生き方の勉強になる。 高校

          精神科医の趣味遍歴

          精神科医の年表<自己紹介>

          1979年 兵庫県神戸市に出生  両親は医師ではなく、全然金持ちではありません。 1995年 阪神・淡路大震災に被災 公立中学校を卒業  自分ってなんで生きてるんやろう、と考えていた時に大震災に被災した。自分が生きていることには意味があるのかもしれない、と考えるようになった。 1998年 兵庫県立兵庫高等学校卒業 三重大学医学部医学科入学 医学部バスケットボール部入部  高校3年の6月まで建築家の道に進もうと考えていたので、あまり勉強していなかった。6月に母親から医師に

          精神科医の年表<自己紹介>

          精神科医の地球の歩き方

           2003年から2005年までバックバッカーとして旅行した。  宿泊はユースホステルがおすすめ。安いし、スタッフが親切で宿泊客のつたない英語に合わせてくれる。また同じ日本人バックパッカーと気軽に情報交換できるし、一人旅の寂しさも癒してくれる。  食事はレストランよりも屋台の方が圧倒的に安いし、1人でも気にならないし、現地人の食事に近いと思う。  お金をかけない楽しみ方は街歩きと遺跡巡りです。美術館も安くてオススメで僕の大好物です。  旅行した国を星1〜5つで評価します。  

          精神科医の地球の歩き方

          人生一度は冒険を<医学生がカナダへワーキングホリデー>

           大学5年生の2003年1月、インターネットで偶然ワーキングホリデーの存在を知った。これ、やってみたいと思い、行き先はなんとなくカナダに決定。1週間後には神戸の実家に談判して了承をもらい、3月末で休学することとなった。 <4月〜5月 語学学校×2>  英語には根拠なく自信があったのだが、リスニング、スピーキングができなくて焦った。俺全然英語できへんやん。学校変えてもダメだった。ホームステイ先には良くしてもらったのが救いだった。 <6月 ファームステイ>  環境を変えたくな

          人生一度は冒険を<医学生がカナダへワーキングホリデー>