自然あそびで子どもの非認知能力が育つ
「自然あそびで子どもの非認知能力が育つ」が発売されました。この本には、僕の15年以上の経験を詰め込みました。
非認知能力って何?
経済危機、新型ウィルス、自然災害、テクノロジーの進化・・・。今、僕たちが生きている時代の先は、予測不能なことがたくさん起きて、それらを世界中の知恵や暮らしの変化などをもって対応していかないとなりません。
便利になることと、生きることが難しくなることが併走する未来に対して、時には人と人が繋がり、時には自分自身が変わり、順応して、時には愛を持って、時には勇気を持って、世界の変化に対応していく必要があります。もはや僕たち大人でも予測不能な世界を、僕たちは未来の地球を受け継ぐ子ども達に託していくわけです。
そんな中、社会、僕たち大人、が子ども達に残していける物は何か?
それが、現代の言葉では「非認知能力」ではないかと思っています。成績表でつけられる、いわゆる学校で学ぶことを「非認知能力」とすると、学んだことを自由自在に使いこなす側の力を「非認知能力」としています。これは、数値化しにくい力です。
非認知能力を育てる方法
非認知能力を育てるためには、”環境”が大切になります。
これからどうなるか分からない未来=予測不可能なことに柔軟に対応していくためにはどうしたらいいのか?
一番の近道は、予測不可能な場所で幼少の頃から遊べばいいのではないか?というのが僕の仮説です。地球上でもっとも予測不可能な場所は、おそらく自然だと思います。この自然の中で日々遊べば、変化への対応能力、自分自身の能力、体力の限界を超えすぎないスキル、頭だけではなく心や五感で感じて考えるスキルなど、様々な事を体感的に得られるチャンスがそこら中に転がっています。
さらに、そこに友達や指導者(大人)が関わることで、よりいっそうその学びは増幅されていきます。
この本は、それらを考え方、エピソード、コツなどを僕なりに紐解いて記してみました。
多くの方達に読んでいただけると嬉しいです。
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