アフターコロナのスナックは、サイバーパンクなスタイルがフィットしそう。
イベント形式だけど、スナックというものをやってみて、面白さがだいぶ見えてきました。そんな矢先コロナが現れて、僕たちはスナックをオンラインという形でやってみるチャンスを得ることができました。
実店舗とオンライン両方をやってみて、それぞれの面白さを感じることができたのはとても大きな収穫。ざっとあげてみると…。
<実店舗の面白さ・良さ>
・その場、同じ環境/空間に生のお客様がいるという場がある
・コミュニケーションをとるときに、目が合う
・コミュニケーションをとる相手全体や顔など自由に見ることができる
・飲み物、食べ物を通したコミュニケーションがとれる
<オンラインの面白さ・良さ>
・日本、世界どこからでも参加できる
・オンラインなので、それぞれホームならではの安心感がある
・移動がないので気楽に参加できる
・小さな店舗でも50名など大勢の参加が可能
逆の視点から見れば、それぞれ難点もでてきた。まだじっくり考察はできていないけど、良いところを活かし、悪いところをできるだけ少なくすれば面白い場ができるのは間違いない。
ハイブリッドにしたらどうなるか?
実店舗、オンラインの良いところを掛け合わせてやってみたら面白いかもしれない!というのがまず最初に思い浮かぶアイデア。
実際にやってみるにあたって、用件を整理するとこういうことになる。
・実店舗への来店が可能
・オンラインでの参加が可能
・料金システムも参加形態によって違う
・ママ(役)は実店舗、オンラインのお客様両方とコミュニケーションをと
り、それぞれも混ざり合う場づくりをする
気になるのは、「実店舗へ来店する方とオンラインで参加する方それぞれの満足度」だろう。おそらく、満足度は個人の感性やその日の気分で大きく変わるところもあるけど、実店舗へ来店された方の方が今の段階では高いだろう。ここを埋め合わせる仕掛けも考えなくてはならない。チームメンバーと話し合ってなんとなく見えてきたのがつぎの3つです。
・実店舗、オンラインで料金の設定を変える
・オンライン参加でも、ちょっと気持ちが上がるように実店舗と同じカップ
を使ってもらえるように送る
・美味しくて簡単なおつまみレシピをオンラインの方にはお伝えする
大枠でいうと、実店舗に近い関わりができる仕掛けをするということ。さらには、それが今までの生活には無かったサービスにもなるということがきっと満足度に繋がってくれるのではないかと思う。
サイバーパンクの世界
実店舗とオンライン、言い換えれば現実世界とバーチャルな世界。個人的には、サイバーパンクというワードが頭に浮かんできた。
1980年代に生まれたこの言葉は、サイエンス・フィクション(SF)の世界の表現で、科学と空想、現実と非現実、五感を何で感じるか?、脳内快楽、コンピューター、ネット世界、AI、ロボット、最終的には人間と自然と世界のあり方を問うような世界観だと僕は理解している。
この小説や映画、アニメの世界でありそうな事が、今できそうな状況になってきている。おそらく今のネット環境ではできないことも、5Gやそれ以上の通信システムやハードの誕生によってまたもっと面白くなるだろう。
現実+非現実=ニューリアルな世界
そこまでいうと大げさかもしれないけど、ハイブリッドなスナックは、その実験になるかもしれない。
さて、チームメンバーとどのような場がつくれるか?また楽しいプロジェクトが動き出しました。
いただいたサポートは、面白い事をはじめるための種としてみなさんと一緒に使わせて頂きます。