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私の「推し」は、白熊さんです

 言葉については、偏屈なところがあります。今時の「学び」とか「振り返り」とか「協働」とか聞くと、さしたる理由なく、引いてしまいます。
 
 演劇を仕事にしているので、「好きな役者は」と言われるととても困ってしまいます。ですが、「大相撲の力士で推しは」と問われるなら、きっぱり白熊関と答えます。

 西前頭十六枚目、二所ノ関部屋。福島県須賀川市出身の二十五歳。本名は、高橋優太で、しこ名は白熊優太。気は優しくて力持ち。なんとアトラクティブな名前ではありませんか。

 なにしろ前から見ても、後ろから見ても、正面から見ても、向こう正面から見ても、しろくまさんです。取り口は押し相撲で、力感があり、見惚れます。
 
 七月場所で十両優勝したとき、私が小躍りしたのは言うまでもありません。今日、二日目は惜しくも負けてしまいましたが、まだ序盤。これらかの巻き返しを期待しています。

 

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年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。