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ほろびての新作『あでな／／いある』（細川洋平作・演出）が、評判になっています。私も今年…
演出家蜷川幸雄が、はじめて舞台で出会った歌舞伎俳優は、六代目市川染五郎（現・二代目松本…
俳優の資質とは何か。才能と運の比重は、どちらが重いのか。ぶしつけにも、演出家蜷川幸雄に…
二○○○年に蜷川幸雄は、ジョン・バートンとケネス・カヴァンダーによる『グリークス』を上…
2016年９月１２日。私は『権力と孤独 蜷川幸雄の時代』(岩波書店)の書き下ろしをしていた。そ…
長谷部 それで、「ロミオとジュリエット」(2004年12月 彩の国さいたま芸術劇場、翌月大坂シ…
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長谷部 稽古場の蜷川さんについて、僕は「グリークス」のときは毎日見てたから、そのくらいま…
長谷部 率直に言うと、「カリギュラ」とか「リチャード二世」は例外的で、やはり晩年になると…
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藤田 蜷川さんの場合、俳優に対する怒るパワーを持ってる愛の強さと同時に、これは素晴らしい…
長谷部 蜷川さんは、唐十郎さんとか清水邦夫さんには、かつて恩があると思っていました。劇作…
野田秀樹の戯曲を他の演出家が上演したとき成功例がほとんどないのはなぜか。 長年、疑問に…
コロナウィルスの脅威が、じわりじわりと効いてきている。 大劇場、小劇場の区別なく、無事、千穐楽を迎えられる舞台は、かなり運がよい。ここまで感染者が広がってくると、カンパニーから陽性者や濃厚接触者をひとりも出さないのは、至難の業になる。 以前から、ゼミの学生を上演の現場に、研修に出してきた。演出家の蜷川幸雄さんには、ずいぶんな数の学生がお世話になった。紹介する条件としては、必ず毎日、欠かさず稽古に参加すること。遅刻欠席は決してないようにと学生に厳しく申し渡した。
