短歌「釜山が好き」
若くして死んだ詩人と同じ名のあなたと船で関釜を渡る
海雲台の砂を掴めばその中に十五の僕の汗が聴こえる
真夜中にサンダル履いて 海雲台の海に尋ねる「お元気ですか?」
あの日から釜山に置いていたのですだからこんなに涙が出るの?
美しい自覚もなしに玉を撞く崔を見た僕もそうだったのだ
若くして死んだ詩人と同じ名のあなたと船で関釜を渡る
海雲台の砂を掴めばその中に十五の僕の汗が聴こえる
真夜中にサンダル履いて 海雲台の海に尋ねる「お元気ですか?」
あの日から釜山に置いていたのですだからこんなに涙が出るの?
美しい自覚もなしに玉を撞く崔を見た僕もそうだったのだ