FF14 白魔道士ガイド【5.1】
まえがき
・このnoteはある程度FF14というゲームは理解しているけど極めているわけではない、いわゆる初~中級者の方へ向けて書いています。
・想定は8人レイドコンテンツ(MTとSTがいて、ピュアヒーラーとバリアヒーラーがいて、DPSが4人のコンテンツ)です。
・いかにヒーラーの本分であるヒールを疎かにせずDPSを向上させるかという考えに基づいています。
・筆者のメインジョブは占星術師なんで何か間違ったことを書いていても御容赦ください。エデン覚醒編で天球儀を置いた理由は、リビングデッドを撃ったのにベネディクションではなくディグニティが飛んできた暗黒騎士から不安な視線が飛んでくるのを嫌ったためです。
基本的な考え方
まず、上手いヒーラーになるには、上手いヒーラーとはどのようなヒーラーを指すのかを知っておく必要があります。目標を正確に理解していないとそこに到達するのは難しいですからね。当然人によって定義の差はあるかと思いますが、ギミックのミスをしない(少ない),ヒールワークを確立している,DPSが高いの3点を満たしているヒーラーは概ね上手いと言って問題ないでしょう。一つずつ解説していきます。
・ギミックのミスをしない(少ない)
FF14の象徴とも言える要素ですね。ただ、このギミックミスをしないというのはヒーラーに限った話ではないので詳細には取り上げません。ミスをしないに越したことはないですが、こればっかりはタイムラインをしっかり把握して練習を重ねるしか道は無いと思います。(少ない)と付け加えたのは人間である以上ミスを100%しないのは不可能だからです。
・ヒールワークを確立している
ヒーラーの本分であるヒール、それをしっかりこなすのは非常に重要なことです。ヒールワークの確立と書きましたが、言い換えると”ヒールの量が多すぎもせず、少なすぎもせず、適量である”ということです。恐らくここがヒーラーに於いて最も重要な要素ですので、詳細は後述します。
・DPSが高い
これは一応記載しましたが、ヒールワークが確立している=DPSが高いと思ってもらって概ね問題ないです。適切なヒールをして、それ以外の時間を攻撃に当てれば自ずとDPSは高い数値になりますからね。逆にDPSが高くても、相方のヒーラーやタンクの方にやりづらさを感じられては上手いヒーラーとは言えないんじゃないかと思います。
以上3点が上手いヒーラーの条件ではないかなと思います。ではこれらを満たすヒーラーになるにはどうすればいいのか、それを解説していきます。
1.GCDの使い方
コンテンツ中のWSの使える回数が決まっている以上、その回数の中でどれだけを攻撃WSに充てられるかがヒーラーのDPSに大きく関わってきます。極端な話、ディアとグレアだけを撃ち続けてヒールがアビリティだけで足りるコンテンツがあれば、それが最善になるわけです。つまり、どれだけアビリティを活用したヒールをして、いつどこでGCDを使ったヒールをするかが重要な要素になるわけです。
一番もったいないのは、GCDが回っていない時間を作ることです。何をすればいいか迷った時は、棒立ちしながら考えるのではなく、無駄になりにくいリジェネやグレアをとりあえず撃ちながら考えるようにするとGCDは回り続けます。移動しなければならない時は、DoTがまだ残っていてもインスタントで撃てるディアを撃ったり、インスタント回復WSであるリジェネやハート・オブ・ラプチャーを撃ちながら移動するのが良いです。
色々書きましたが、簡単にまとめると
・常にGCDを回し続けながら、基本的に攻撃をしつつ必要な場面でヒールをする。
という認識を持って頂ければ良いと思います。
2.ヒールワークの組み立て方
ヒールワークの組み立て方はヒーラーの力量に直結する重要な要素です。どこでどのアビリティを使い、どうヒールをするのが良いかを知りましょう。ただ、ヒールは水物ですのである程度は不測の事態にも対応できるようにしておきましょう。
まず大事なのはアビリティをどこで使うかです。ご存知の通りアビリティはそれぞれ固有のリキャストタイマーを持ちますので、”腐らせず使うこと”を念頭に置いて考えましょう。ただ使うだけで強力なアサイズや神速魔、ルーシッドドリーム等のアビリティは基本的にリキャスト毎に使いましょう。アサイラムやインドゥルゲンティア等の効果を発揮する場面が限定されるアビリティの場合、使用タイミングはしっかり見計らった方が良いです。決め方としては、絶対に使いたいタイミングをまず決めて、そこから逆算していくと決めやすいです。
アビリティを十二分に活用してもそれだけではヒールが足りない場面がどうしても出てきます。そんな時はWSのヒールスキルを使います。ここで大事なのは”本当に必要なヒールかどうかを考える”ことです。例えば、体力の半分減る範囲攻撃が来ると、すぐに全快近くまで体力を戻したい方は多いと思います。しかしここで本当に大事なのは、”致死攻撃がいつ来るか”です。体力が半分減っても次の攻撃が来るのが30秒後なら、慌てて戻さずともアサイラム等の即時性のないアビリティでも賄えますよね。逆に次の攻撃まで5秒しかないなら、アサイズやハート・オブ・ラプチャー等の即時性のある回復スキルを使う必要があるわけです。常にどのタイミングでどの程度の体力が必要なのかを把握しておきましょう。ただ、タンクの体力を死なないからと言ってギリギリを攻めすぎると、不安になったタンクに不要なバフを使わせてしまうかもしれないのでそこは注意しましょう。
もう1つ忘れてはいけないのは、ヒールができるのは自分一人ではないということです。当然ですが相方のヒーラーもヒールをしてくれます。初めて顔を合わせる野良PTでは少しむずかしいですが、相方のヒールワークを考慮してヒールを組み立てられるともう1人前です。ヒーラー3ジョブを一通り使えるようにしておくと少し合わせやすくなるかもしれません。この相方との連携がヒーラーの面白い要素でもあるので是非意識してみてください。
また、ヒーラー以外にも体力回復スキルは用意されています。物理DPSの内丹や近接DPSのブラッドバス、踊り子の癒やしのワルツ等基本的にアビリティですのでどんどん使ってもらいましょう。
長くなりましたがまとめると
・アビリティは基本的にリキャスト毎に回し、最大限ヒールに活用する。
・WSは基本的に攻撃に使い、ヒールをする場合本当に必要かどうかを見極める。
この2点が重要な部分です。
3.自身のプレイを振り返る
上述した2つの考え方が身につけば、後はそれを実行できればある程度までは上手いヒーラーに近づけると思います。ですので、自身のプレイはしっかり反省点を把握しましょう。
方法としては動画を撮れる環境の方は動画を撮ってみたり、FFLogsを活用したりなど様々です。多少スペックは要求されますが、動画を撮れると振り返りが容易なので便利です。自分の上手かった点を振り返って悦に浸ることもできるのでおすすめです。FFLogsも少々使い方は難しいですが、データの分析に非常に役立ちます。方法は様々ですが自分のプレイを振り返る手段は用意しておくと良いです。
また、自分だけでなく上手い同ジョブの方の動画やFFLogsのデータを見るのもオススメです。FF14はイメージトレーニングの効果が大きいゲームだと思います(個人の感想です)。
まとめ
以上が上手いヒーラーになるための考え方です。あくまで私の意見なので100%正しいとは言い切れませんが、それなりに効果はあると思います。ただ、上手い白魔道士になると銘打っておきながら中身はヒーラーガイドみたいになってしまいました。そこは本当にごめんなさい。
文字が多すぎて読むのが煩わしいという方は、太字の部分だけ読んで頂ければそれなりに重要な部分は伝わるのではないかと思います。
最後になりますが少しでも読んで頂いた方の一助となれば幸いです。みなさん良いエオルゼアライフを。
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