『青春18×2〜君へと続く道』 を観て想うこと
春馬くんの作品に出会う前から趣味になっていた映画観賞。ここのところは観たいな〜。と思っても結果的に上映が終わってしまったりで観ることが少なくなっていた。少し前に出演者の方の映画紹介舞台をみて久しぶりに観たいと思った。
昨日はnoteの場にて紹介されたこともあり増々観たくなった作品。今日は時間があり朝一番の時間帯で観に行った。
過去と現在の流れということはわかっていたけれど。過去と現在を行ったり来たりの作品は好き。ストーリーはほぼ調べずに観始めた。
清原果耶さんの作品はいくつか観てきた。10代の頃から出ているけれど。どの役柄であっても周りで風が吹いているような気持ちになる。ある時は爽やかだったり。ある時は心に強く秘めた思いを包み込むようなゆらぎだったり。ある時は透明感のあるそよぎだったり。
目の表情やしぐさから目が離せない気がする。あの悲しい夏のあと、好きな俳優は三浦春馬さん。とどこかのインタビューで書いてあったのを見つけたことがある。そのインタビューは2020年7月より前か後かは覚えていないけれど。
今回のアミの表面上の表情とその時の心の内の想いを知った時は人としての強さと心の美しさが際立つ想いになった。それは清原果耶さんの表現力の凄さだし、監督の力だな〜。と想う。
ジミー役のシュー・グァハンさんは今回初めて知った。
18歳の時は髪型や動きで若さあふれる人としてそこに生きていた。18歳の時と36歳の時があるので、朝起きる場面での演じ分けは面白かった。どちらなの?と。
台湾での撮影は思っていたより多く。春馬くんが天久真としてそこにいた『ツーリスト』第二話は台北ではあったけれど。なんだか懐かしく想ってしまう。
ジミーが日本で旅している時はまるで『ツーリスト』の続きで日本に来ているような気持ちにもなってしまった。というのも顔は違うのだけれど、とても落ち着いた雰囲気を醸し出していることと。2014年の釜山国際映画祭で『真夜中の五分前』関連のトークイベントに参加した頃の春馬くんの髪型と眼鏡の形がとても似ている気がしてしまったから。
36歳になったジミーが、ある事情から、がむしゃらに仕事に打ち込みすぎるあまり何かをなくしてしまったあと日本への旅を決意。
鎌倉に行ったときは私も少し前に行った場所だ!と思ったり。私には馴染みのある両親の故郷長野県の松本に行ったり。そこで偶然出会った居酒屋の店主リュウ役、ジョセフ・チャンさんは『真夜中の五分前』で春馬くんと共演した方。疲れ切ったジミーにとてもいい言葉を送ってくれた。
新潟から福島への旅は地方の電車に乗り継いでの行動。それは私にとっては昨年土浦から水戸そこから足利まで普通列車を乗り継いて行った春馬くんの気配探し旅にかぶるな〜と想ったり。
ゆっくりとすすむ電車での旅は自分の気持ちともゆっくり向き合うことになり。電車の音も。初めて見るかもしれない景色も。旅の途中で偶然会える人たちとのふれあいによって自分の気持ちもゆっくり整うんだな〜。と想えた。
私にとってはとてもいい映画に出会えた。台湾のジミーの家族も職場の人たちも肝心なところで、とてもいい言葉を出してくれた。
今の私は、春馬くんを中心に回っているので、素晴らしい作品を見れたとしてもつい春馬くんをからめて話したくなる。作品にとってはそんなことを言ってもいい?とも想うけれど。
たぶんどれだけ経ってもそんな感じだと想う。
ジミー役のシュー・グァンハンさんは1990年生まれ。春馬くんとは同じ時代を生きている。また何か機会があったら逢いたい役者になった✨
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