ポジショナルプレーの育成世代への導入。フットボールにおける「認知」とは。
これからもポジショナルプレーへの傾倒は加速していく。
疑いようのない、事実だ。
ポジショナルプレーで重要となるのが「認知」だ。
サッカーにおける認知で大事なのは、戦術的な先読み。特にラングニックやナーゲルスマンのようにハイインテンシティの中でスピードを持ったプレーを目指すならば、認知のスピードを上げていかなければなりません。そこには動きの共通理解が大きく関わってきます。
プレーモデルを実現するのには「認知」が必要ということだ。
ドイツサッカーで議論されているテーマとして、『フィジカルをこれ以上上げるのは難しい。発展の余地があるのは頭の中だ』という流れがあります。認知を鍛えることもその延長線上にあるのではないでしょうか」
認知を育成現場のコーチによると、
トレーニングの中で認知のスピードを上げて、より選択を速くしていく。それは実は、子供の頃から構築していくことが大事なんですね。
プロレベルに限った話ではない。
育成世代から取り組むべき課題であることも、紛れもない事実。
認知とは、知覚、注意、記憶、判断、(言語)である。
認知によりグランド内の味方、相手との関係性を構築し、今までのプレー経験から情報を収集し、判断し、次のプレーを経験に応じて判断する。
ここまで辿り着いた指導者の皆様は、とても優秀な方と想像容易い。
「認知」のワードを意識する指導は理論的なトレーニングになるのが常である。
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